教育福島0056号(1980年(S55)11月)-010page
県南 八月三日 南会津方部
会津 九月二十八日 会津方部
南会 九月二十八日 〃
相双 九月二十一日 宮城県方部
いわき 九月二十八日 会津方部
(七) へき地教職員芸術鑑賞会
高度へき地は、特に文化的諸条件に恵まれない環境にあるので、これら学校に勤務する教職員に高度な芸術文化を鑑賞していただくため、今年度は次の鑑賞会と懇談会を実施した。
期日 九月二十日
懇談会 へき地教育について
へき地の福利厚生について
場所 福島市「あぶくま会館」
鑑賞会 坂東玉三郎「美の世界」
場所 県文化センター
出席者 四十八名
三 慶弔事業
(一) 銀婚祝賀
今年度中に銀婚を迎える教職員に記念品を贈呈し銀婚を祝福する。
今年度の銀婚該当者は、六百四十四組である。これら該当者の代表(県中管内該当者)を招待し、合同銀婚祝賀式を実施した。
期日 十一月八日
場所 郡山市「郡山会館」
招待者 百十三組
記念品 会津漆器夫婦椀
(二) 永年勤続会員記念品贈呈
三十年勤続教職員の永年勤続を記念して図書券又は旅行券を贈呈した。
図書券 五百四十六件
旅行券 三百六十九件
(三) 入学祝金
教職員の被扶養者が小、中、高校、大学に入学した場合、入学を記念し祝金を給付する。
今年度の給付は次のとおりである。
給付件数 三千三百七件
(四) 結婚祝金
教職員の結婚を祝福し、祝金を給付する。
昭和五十四年度の給付件数は次のとおりである。
給付件数 三百九十六件
(五) 弔慰供花
現職中に死亡した教職員の霊前に花輪を供えて追悼の意を表する。
昭和五十四年度の供花数は次のとおりである。
実施数 五十二件
四 教職員住宅の整備
教職員の住宅事情の緩和と住生活の安定を図るため、県長期総合教育計画に基づき教職員住宅の建設を行っている。
建設資金は、公立学校共済組合の資金を活用し、学校の設置者である県及び市町村が事業主体となり住宅の整備を図っている。
今年度事業は次のとおりである。
・県(県立学校及び教育庁職員用)
建設地 いわき市内郷高坂町大平
規模 鉄筋コンクリート
五階建 一階機械室及び物置
戸数 世帯用 三K 二十四戸
完成 昭和五十六年三月
・市町村(小中学校職員用)
建設市町村 戸数
滝根町 世帯用 一戸
鮫川村 〃 一戸
三春町 〃 一戸
五 共済貸付事業
(一) 共済貸付事業の目的と現況について
共済組合が行う福祉事業のうち貸付事業すなわち「組合員の臨時の支出に対する貸付け」は、組合員の関心の高いもので、その利用状況も高く、全組合員の約七十パーセント、約一万六千人に利用されている。
特に、住宅貸付けについては、組合員の住宅整備という観点から、社会経済の変動に応じた貸付け限度額の引き上げなど、適切な措置を講じているところである。
当支部における昭和五十五年度の資金枠と貸付け計画は、表7のとおりであるが、近年の建築費、地価が高騰した反面、経済不況のムードにより、貸付需要の減少傾向の中にあって、需要の伸びが鈍化して、資金枠の消化に努力している状況である。
(二) 住宅貸付金の利用による教職員の住宅整備状況について
国において、持家制度推進のための諸施策が進められ、金融面においても住宅金融公庫をはじめ、市中金融機関における住宅ローンなど、長期返済によるマイホーム取得のための融資制度があり、また職場における共済融資等があるため、ここのところ、若い世代のこれらの資金によるマイホーム取得が目立ってふえてきている。
表7 資金配分と貸付予定 (単位:千円)
資金区分 金額 貸付種別 配分額 本部回送金 2,580,593 一般貸付け 770,000 償還金(定期) 2,640,000 住宅〃 5,454,593 償還金(臨時) 1,545,800 入学〃 360,000 災害〃 2,800 医療〃 4,000 結婚〃 175,000 合計 6,766,393 合計 6,766,393