教育福島0058号(1981年(S56)01月)-008page
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次の審査委員によって本審査を行った。(敬称略)
審査委員長 郡山女子大学短期大学部教授 長谷川寿郎
審査委員 学校法人電気学園福島高等学校長 栗原喜蔵
福島大学教育学部教授 蜂谷剛
四 講評
(一) 研究のすすめ方について
・研究が具体的で、着実に実践されていることに敬意を表する。
・継続して研究すれば、すばらしいものになる作品が沢山あるので、今後に期待したい。
(二) 研究内容について
・研究内容が焦点化されてきていることはよろこばしいが、全体とのかかわり合いからとらえられていないために独善的になりやすい。全体の中でのその問題の必然性をしっかりととらえてほしい。
・表がきは、研究の概要を記述するものであるから、よく吟味してほしい。
(三) 研究の方法について
・研究の方法・手順は全般的によくなっている。
・二群法による研究は少なくなってきたが、二群法で研究をすすめる場合は、その可否をよく判断して研究をすすめてほしい。
・仮説のとらえ方もよくなってきている。
(四) 記述の仕方について
・いろいろな言葉が安易に使用されているが、よく吟味して使用してほしい。
・技能教科の内容を記述する場合は文章よりも、図とか何か別な方法で示してほしい。
・資料は更に精選してほしい。
・本文中、"資料参照"というのは読みにくいので、必要なものは適所に挿入することにより説得力のあるものにしてほしい。
・誤字をなくすとともに、ていねいに、きれいに表記してほしい。
(五) 考察の仕方について
・わずかな資料(人数)で、数的な処理をしても無意味である。
・短期間の実践で、結果の判断はできない。考察においては謙虚に、すなおに述べてほしい。
・個人の変容をしっかりとらえた指導(研究)がほしい。
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栗原審査委員
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蜂谷審査委員
表1 管内別応募数
区分 県北 県中 県南 会津 南会津 相双 いわき 計 教諭 14 4 6 6 3 13 12講(1) 58 教頭 1 0 1代 2代(1) 0 2代(1) 1 7 校長 0 0 0 1代 0 1代 1代 3 計 15 4 7 9 3 16 14 68
表2 教科等別応募数
区分 国語 社会 算数数学 理科 音楽 図工美術 体育保体 家庭技家 英語 道徳 特活 養護教育 合科的指導 生徒指導 教育評価 学校経営 学級経営 合計 個人 小 7 2 6 3 1 2 4 1 0 2 3 2 3 0 1 3 4 44 中 1 0 1 1 0 0 2 1 1 0 2 1 0 2 0 1 1 14 グループ 小 1 0 1 1 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2 0 7 中 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 2 0 3 計 9 2 8 5 1 2 6 2 1 3 7 3 3 2 1 8 5 68
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