教育福島0058号(1981年(S56)01月)-013page

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た。(資料1)

(2) 語句の基本的指導法

(3) 指導語句の選択

学習対象語いの中から単元ごとに実際の授業で取り扱う語句(以後「指導語句」とよぶ。)を選択した。

<指導語句選択の視点>

1) その単元に出た語句で

ア) 新出語句であり、意味理解が難しいと思われる語句

イ) 文章読解上重要と思われる語句

ウ) 終末での指導(資料2)において適切であると思われる語句

2) その単元には出ないが、ア)イ)ウ)で選択した語句と同時に指導するのが効果的と思われる語句

(4) 教師用「語句指導カード」の作成指導語句として選択した語句の何を指導するのか、またその語句で何を指導するのかを明確にとらえるため、単元ごとに、指導語句、段階ごとの指導方法、指導内容などを記入した「語句指導カード」を作成した。(資料3)

(5) 児童用「語句学習カード」の作成(資料4)

(三) 実践2)検証授業

(終末段階での指導)

(1) 指導のねらい(一部)

「映える」(同訓異字など)

(2) 指導の記録(一部)

 

三 変容調査(資料5)

 

四 研究のまとめと今後の問題

(一) 研究のまとめ

1) 学習語句の選択

児童に学習させる語句は、国語科教科書に提示された「教科書語い」と客観的立場から選ばれた「学習基本語い」の両者から全学年を見通したうえで、その語句の何を教えるか、その語句で何を教えるかを明確にし、選択することが必要である。

2) 学習段階ごとの指導法

(ア) 単元の導入段階

児童が授業で学習する語句には限りがある。そこで新出語句に対して、その語句の意味を文脈の中から、また語句の構成の面から正しく判断する力を養う必要がある。この段階においては新出語句に対して児童にあらかじめ意味を類推させ、それをもとに教師が児童のつまずきをとらえ、類推力をつけるための授業を展開する必要がある。

(イ) 単元の展開段階

理解領域においては、文章の中で表現価値を担った語句に焦点をあて、類義語等の意味の差異点から、その語句

 

資料3 語句指導カード

 

資料4

 

資料4

 

 

 

 

 


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