教育福島0058号(1981年(S56)01月)-019page
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を図る。
以上のような効果的な配慮は、次にあげる実践が相互に結びついてこそ生きてくるものであることがわかった。
五 実践の内容
(一) 単位時間別展開案の作成及び活用作成に当たり、体育学習の楽しさの配慮として、前年度までの配慮に加え個人への配慮を明記し、意欲及び技能の向上、事故防止に心がけた。(資料2参照)
資料2 単位時間別展開案例 蓬莱小2年
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<展開案活用の効果>
○ 指導目標、内容、展開などが改善充実され、具体的でよかった。
○ 教材内容がよく理解でき、指導に自信を持って当たることができた。
○ 児童一人一人に意図的に配慮することが増えた。
○ 教師の役割分担などが明確になっているとともに、準備品が適切に配置でき、むだな時間がなくできた。
(以上、各学級担任の意見から)
(二) 学習カード『がんばれカード』の作成及び活用(資料3参照)
児童にとって楽しい学習カードであるようにするため、次のことに留意した。
1) 表紙には、その月の学習内容が一目でわかるように、学習内容を絵(ぬり絵ができる)で表現した。
2) めあてに対して自己評価できる形式にした。
3) 授業の感想や要望を絵や文で自由に表記できるようにした。
4) 教師との通信欄を設けた。
<学習カード「がんばれカード」の活用の効果>
○ 児童に励みを持たせることができた。
○ 児童一人一人が、各題材のねらいを把握していた。また、自分の得意不得意がわかり自信がついた。
○ 児童一人一人がめあてを持ち、進んで学習に取り組むことができた。
○ 児童自身がその教材について、どこまで伸びることができたかなど知る手がかりとなった。
○ 児童の授業に対する感想を知り、授業改善に役立った。(以上、各学級担任の意見から)
<展開案に使用されている記号>
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うまくできたぞ
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