教育福島0058号(1981年(S56)01月)-022page
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2) 次に、実践方法を明確にした。実践方法、内容、主たる担当者等を委員会ごとに明確にし、それを職員に提示して共通理解を図った。(資料2)
3) プロジェクトチームを次のような考え方から編成した。
プロジェクトチームの編成は、努力目標を職員一人一人に主体的にとらえさせるためにある。そのためには、全職員の積極的な参加が、第一である。どんな小委員会を編成していけば積極的な参加がみられるか、学校の規模、職員数、学校の諸問題、地域、PTAの関係など、学校経営全般から検討して、次の十の小委員会を編成した。
資料2-1 情操教育委員会 3か年計画
教育目標 努力目標 努力事項 実践事項 55年度 56年度 57年度 規律と礼儀を重んじ、ねばり強く情操豊かな学力の高い生徒の育成 1、情操教育の充実
(1)
(2)1、学校図書館の積極的な利用と読書の奨励 (1)新刊図書のPR
(2)
(3)
(4)
(以下略)(1)学級文庫の充実
(2)
(3)(1)必読図書の選定
(2)
(3)
資料2-2 情操教育委員会 本年度計画
実践事項 実践方法・内容 担当者 反省内容 小委員会の評価 職員の評価 7月 12月 3月 A B C D 1、学校図書館の積極的な利用と読書の奨励
(1)新刊図書のPR(1)ポスターや放送によるPR
(2)放送係学級担任 ・図書奉仕員はよく活動した。
・
(以下略)B ○
小委員会名 運営組織委員会 学力向上委員会 現職教育委員会 体力向上委員会 生徒指導委員会 特別活動委員会 安全教育委員会 情操教育委員会 施設・設備委員会 家庭地域連携委員会
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学力向上委員会風景
(四) 実践の内容
○ 小委員会の実践
各小委員会が年間指導計画に基づき実践した内容は次のとおりである。
運営組織委員会
・企画委員会の実施
大規模校になると、どうしても職員間の意思の疎通がなくなる。毎月の職員会、毎週二回の朝の打ち合わせ会等だけでは到底共通理解を図ることは難しい。そこで本年度は、毎週水曜日の六校時にこの委員会を位置づけた。主たる議題は、年間の教育課程月別計画表に示されている学校行事が中心になる。行事が近づくと係りがこの会に出席し原案を提出、構成メンバーで検討を重ねて実施してきた。(以下略)
学力向上委員会
・基礎学力の向上
授業についていけない生徒たちをみると、基礎事項がわかっていない。国語科では漢字が読めない、書けない。数学科では計算問題が解けない。英語科では単語の意味がわからない、書けない等である。これらの問題を解決しなければ授業の充実はもちろん、学力の向上は望めない。そこで、国語科、数学科、英語科における「基礎学力コンテスト」を実施し、問題の解決に努力している。(以下略)
現職教育委員会
・共同テーマによる研究の推進
共同テーマは「生徒の係り活動を活発にする学級経営」である。四月、七月、九月の全体協議会では、テーマに対する共通理解と今後の研究のすすめ方について討議した。二学期、三学期に学年代表が研究の実践を発表することになっている。(以下略)
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現職教育委員会風景
体力向上委員会
・基礎体力を高めるための運動の工夫と重点的に取り組んだのが補強運動としてのロードランニングである。本校は高台に位置しているので、その立地条件を生かし、体育の時間の準備運動後、本校入口までの往復一キロメート
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