教育福島0060号(1981年(S56)04月)-040page
ぼくの学校わたしの学校
いわき市立小名浜西小学校
六 年
中 山 早 苗
私たちの小名浜西小学校は、緑に囲まれた高台にあり、ここからは、海がみえます。太陽の光を浴びて、水平線がキラッと光るとても美しい景色が見られます。
できてから十三年めとまだ新しい学校で、児童数は、七百九十一人で約八百人ちかい児童がいます。先生は、二十七人います。
私たちの学校は、体育がさかんで、昭和五十一年には、文部省より、大臣賞をもらいました。冬でも、男子は、ランニングと半ズボン、女子は、半ソデとブルマーで通します。学校ができからずっと続けています。スポーツ少年団もさかんで、バスケットやサッカーで立派な成績を残しています。
通学路の坂道には白い形をしたものが、三つあります。それには、「明るい子」「元気な子」「強い子」と、それぞれかかれており、私たち全校生でこれをめあてに、毎日がんばっています。でも、もう一つ加えれば「あいさつができる子」です。前は、なかなかあいさつができないので、先生がたも週の目標に、何回か入れたり、児童会でも、いろいろ工夫しました。その結果は、もちろんよくなりました。先生がたにあうと「おはようございます」友達にあうと「おはよう」と声をかわすことができるようになりました。・学校は、どんどん明るくなってきますし、どの人も元気で強い子になってほしいと思います。
元気なわらい声のたえない、生き生きした学校になるよう六年生として、がんばります。
前に、体育がさかんになってきたとかきましたが、もっとなおしたいことがあります。こんなことをいったらわらわれると思いますが、浜に住んでいて、水泳がよくないのです。泳げないという人もいるし、泳いでも二、三メートルだという人が、クラスごとに、何人かいると思います。私は、いくらあいさつがよくなってきても、片方がよくないというのでは、いけないと思います。それで私は上級生として、下級生に教えてあげようと思いました。
小学校生活もあと一年なので、上級生としてこの西小でがんばり、よい学校をつくりたいと願っています。
体力つくり▲
▼校舎をのぞんで