教育福島0061号(1981年(S56)06月)-041page
ぼくの学校わたしの学校
田島町立田島第二小学校
六年
大竹仁子
わたしたちの学校、田島第二小学校は昨年生まれたばかりの、ピッカピッヵの学校です。これまで通っていた長野小学校と田島小学校の一部の人たちが集まってできたもので、友達も今までの二倍以上になりました。
田島第二小学校は林を切り開き、丘をくずして小高いところに建てられました。山を背にして左右には林やりんご、もも園、くわ畑などがつらなり、前方には大川が流れ、国道百二十一号線と国鉄会津線が走っています。通学路の両側には四季おりおりの花が咲きわたしたちをつつんでくれます。またうぐいすをはじめ、いろいろな小鳥の鳴き声は、わたしたちを一層楽しませてくれます。このように、わたしたちの学校はほんとうに自然に恵まれたじまんの学校です。
二年目を迎えた田島第二小学校では校舎の周囲に作られることになっていたプールや鉄棒、登り棒、砂場などの体育施設や、ブランコ、ジャングルジムなどの遊具が、いまさかんに作られています。工事の音がときどきうるさく聞こえます。早くでき上がって元気に遊べることを楽しみに待っています。
このようなすばらしい環境の学校で校長先生をはじめ先生がたの教えを受けて勉強しているのですから学校の名にはじない子供になるようがんばらなければなりません。そこで、わたしたち田島第二小の子供は、心を一つにして次のことを心がけ生活しています。一、本気で勉強する子供 二、思いやりのある子供 三、なにごとにも、くじけないたくましい子供になることです。そして、一年、一年、わたしたちの手で伝統をきずいていかなければならないと思っています。また、学校では一人一人に体力をつけるため業間体育を行ったり、礼儀正しくきまりある子供になるため、「オアシス運動」をしたり、交通安全だるまを作って交通事故防止に力を入れたり、創意工夫のある学校生活を送っています。
これからも先生がたと力を合わせ友達どうし助け合い、はげまし合って心と体をみがき、りっぱな学校にするため努力していきたいと思っています。
▼校舎全景
広い体育館でのびのび運動◆