教育福島0062号(1981年(S56)07月)-008page
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特集
高等学校における生徒指導
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はじめに
今日の高校生の意識や行動の傾向をみると、経済の成長に伴う社会状況の変動や価値観の多様化などと深く関連して、性格の上では明るい面が見られ豊富な知識・情報を持っているといわれる反面、心身のひ弱さが目立ち、連帯意識が低く、概して個としての確立が遅れているなど問題とすべき点が多いことが指摘されている。
これらの高校生の一部に見られる、問題行動の漸増傾向に対し社会的な関心と批判の声が高まり、その対策のあり方をめぐって関係各方面で論ぜられ種々の指導の手が加えられつつあることは、これら高校生の心身ともに健全な成長を願うからにほかならない。
高校生の意識と行動の実態を見つめるとき、学校、家庭、地域社会相互の連携を深めることなしには、生徒指導の充実を期することが困難な状況になっていることは言うまでもない。したがって学校が指導体制を確立するとともに、学校、家庭、地域の三者がそれぞれの機能を十分に発揮しながら、相互の連携のあり方を検討し、一歩一歩着実に実践していくことが極めて肝要であると言わなければならない。
この意味において、今回は生徒指導推進地域や研究推進校(県立高校)の実践例の一端を次の順序で紹介し、生徒指導の取り組み方について検討していきたい。
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