教育福島0063号(1981年(S56)08月)-034page

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教育センターから

 

体育館完成と体育・保健体育講座の充実をめざして

 

一 はじめに

 

福島県教育センターは、昭和四十六年四月一日に従来の「福島県教育研究所」並びに「福島県理科教育センター」を発展的に拡充統合して、新たな構想と規模のもとに、教職員の研修・教育研究の殿堂として発足した。

以来、教育研修・研究の機関としての事業を遂行し、本県教育の振興発展に寄与してきた。

昨年度(福島県教育センター発足十年目)は、待望して久しかった体育館が完成し、教育センター事業充実のための施設としてはもとより、研修生活における、健康管理や運動欲求充足の場として利用できることになった。

この機会に、体育館の概略、研修生活における体育館利用の方法、体育・保健体育講座の内容について紹介する。

 

二 体育館の規模等

 

体育館の建設位置、規模は、次のとおりである。

(一) 建設位置:福島県教育センター敷地南端(宿泊棟南側)※駐車場は、情報棟と宿泊棟の間に移す。

(二) 規模:鉄骨鉄筋コンクリート造り八百二十五平方米(含、管理室、用具室)、床面積〈三十二米(東西)

・二十四米(南北)〉床仕様(さくら材フローリング、塗装仕上げ)

 

三 体育館の機能

 

研修・研究事業並びに研修生活における利用の両面から、機能を重視して設計し建設された。今後、年次計画により設備、用具・器具を整備し機能を生かしてゆくが施設・設備、用具・器具の現状は、次のとおりである。

(一) 施設・設備

・吊りなわ(五本吊り、一基)

・助木(四欄、片開き移動式、一基)

・鏡(壁面取付式、一面)

・バスケットボール(ゴール上下移動式、三対、コートM一面、S二面)

・ベレーボール(床基礎金具、三組、コートM一面、S二面)

・バトミトン(床基礎金具、二組、コート二面)

・テニス(床基礎金具、一組、コート・コーナー、 一面)

・ボール当てボード(東、西壁面、的七ケ所)

・床基礎金具(低、高鉄棒、あん馬、跳馬)

・リズム・サークル

・垂直跳び測定器取付設備(一ヶ所)

・放送設備(標準仕様一式、室内アンテナー基)

・セパレートネット(一張)

(二) 用具・器具

・ボール類(.バスケット、バレー、ハンド、テニス、.バドミントン、卓

球)

・支柱類(バレーボール、バドミント

 

新装の体育館

新装の体育館

 

体育館内部

体育館内部

 

 

 


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