教育福島0063号(1981年(S56)08月)-042page

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ぼくの学校わたしの学校

 

福島県立聾学校会津分校

小学部六年

関目栄子

 

わたしたちの学校は、会津若松駅から北へ国道一二一号線を行き、国道四十九号線とぶつかりそこからさらに北へ約一キロメートルほど行ったところばんえつ西線の線路ぞいにあり、会津若松駅から歩いて、四十分ほどかかります。

先生は十人です。児童は、幼稚部が四人(男一人、女三人)、小学部が五人(男三人、女二人)あわせて九人です。前は、中学部のお兄さんやお姉さんがいたことのある校舎なので、今ではとても広い校舎です。鉄きんコンクリート二階建てで、冬になるとスチームだんぼうがはいります。学校のまわりは、県立会津中央高校、白梅幼稚園がありますが、ほとんどが田んぼで、冬は北風が強いです。

校庭も、とても広く、ブランコやすべり台や鉄ぼうやうんていやジャングルジムなどがいっぱいあります。花だんもたくさんあり、もうすぐ赤、黄、むらさきなどのきれいな花がさきます。校庭のうらの木に、からすのすが見えます。子がらすが三羽いて、飛ぶ練習をしていましたが、二、三日まえに元気に飛びたちました。

学校のとなりは、ふくしの家があります。ふくしの家の人たちは、朝、九時から夕がた四時まで働いています。時どきふくしの家の人は、校庭を走って、からだをきたえています。

学校の中は、幼稚部(三才、四才)一年生、二・三年生、六年生の教室や音楽室、理科室、家庭科室、図工室などがあります。

わたしたちは、九人という少ない人数ではありますが、毎日力をあわせて仲よく、楽しく、元気に運動や勉強にがんばっています。秋には、本校と分校の合同運動会や学習発表会があります。みんな、大変楽しみにしています。

これでわたしの学校紹介を、終わります。

 

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