教育福島0065号(1981年(S56)10月)-015page
○ 分野別調査項目
注:縦の黒線は難し いと思った単元
図1 単元別興味・関心度
図2 酸素02の分子量測定一(指導展開の一部)
の方策と考える。しかし実験が遊びとして終わらないように、目標の明確化と実験結果とを、効果的に結びつけるような配慮が必要である。このことを考えて、私は実験書を作成し、与えることにより、学習内容の定着を図ったのである。このような実験を通じて、生徒自らが問題を発見し、解決する喜び、満足感、充実感が得られるよう心掛けた。また、実験においても、生徒の到達段階の違いを予測し、指導の個別化を図った。図2の指導の展開は、酸素の分子量測定実験で、指導の個別化、グループ化を図った指導案の一部である。