教育福島0065号(1981年(S56)10月)-038page

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教育センターから

 

家庭、技術・家庭講座

研修の成果が授業にどう生かされているか

 

はじめに

 

今年度から、中学校においても改訂学習指導要領が完全に実施されたことから、これを機会に、講座内容の見直しを行い改訂の趣旨が十分に生かされるよう内容の充実を図りたいと考えている。

そこで見直しの資料にするため昨年度、県内の公立中学校を対象に、本講座の研修に関するアンケート調査を実施した。その結果「授業に直接役にたつ内容」の要望が大半を占めていたことから、題材の研究など、研修者の希望を十分とり入れた左表のような内容で研修を進めてきた。

また、少人数編成の講座なので、受講者相互の理解や協力は極めてよく、なごやかな風景がみられるのも本講座の特色といえる。

それで、これらの研修結果が日々の授業にどのように生かされ、授業の改善に役立たせているか、研修参加者の事例を紹介する。

 

◆小学校家庭講座

 

実験、実習による研修で大変わかりやすく、目や体験を通してはっきりわかることがどんなに楽しいものであるかを、児童の気持ちで味わった研修であった。

体験学習で楽しい授業をと考えながら、その方法がうかばず、どうしても講義中心になってしまい、悩んでいた私にとって、授業の中に取り入れられる実験の方法を知ることができたのは

 

 

 

 

 


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