教育福島0066号(1981年(S56)11月)-036page
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まちからむらからこんにちは
わがまちの視聴覚センター
郡山市教育委員会
はじめに
本年七月一日にオープンした郡山市視聴覚センターは、めまぐるしく変化していく社会に対応し、二十一世紀をになう市民を育成するため、また「心豊かで活気あふれるまちづくり」の実現のために建設されたといって過言でない。
日常生活における映像文化に接する時間、あるいは、映像認識の機会が多くなっていることも否めない。特に、大規模集積回路(LSI)の開発・商品化によって、映像・音声の受容は増加の一途をたどることになる。このことは、学校教育・社会教育におけるマス・メデアに対する視聴能力の育成が大切であるということになる。
換言すれば、情報社会に対応する情報選択能力・情報処理能力を育てることである。また、目標を達成するためとか、問題を解決するために、視聴覚資料を活用して、効率を高める。この過程において、創造的な思考力を育てることができる。
ここでは、郡山市視聴覚センタi(略称 KAVC…Koriyama Audio-Visuai Center) の主な教育的機能について述べる。
一 視聴覚機器・教材の提供と活用
資料室にある視聴覚機器や、フィルム教材、録音・録画教材を整備・充実し、教育活動に提供する。有効に活用していただくため、十六ミリ映写機操作技術演習会を開催する。
二 視聴覚資料の収集及び作成
視聴覚資料(機器・フイルム教材目録)や視聴覚教育に関する情報を収集して提供する。
特に、各種機器活用の手引き(手づくりではあるが、LL・AN・VTR・スライド作成機三機種・シート録音機器・OHPなど主要機器)を作成し配布する。
三 研修・研究活動
教育内容や方法の充実強化を図るため、計画的・自主考な研修や研究の場を提供し、併ぜて指導者を育成する。
(1) KAVC講座・研修会
○十六ミリ映写機操作技術講習会
○八ミリ撮影技術講習会
○視聴覚教育主任研修講座
○OHP利用研修講座
○シート録音機器研修講座
○アナライザー研修講座
○校内放送指導者研修会
○映画放送利用学習方法研修会
○教育工学研修会
○英語担当教員研修会
○市民英会話講座(夜間)
○社会教育AV指導者研修会
(2) アナライザー教室の活用・九〇席
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視聴覚ホール(244席)
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スタジオ
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