教育福島0066号(1981年(S56)11月)-037page

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素材(フィルム・スライド)の教材化・スライド作成機・スタジオ・調整室のシステム機器を活用して作成した映像教材をもとに、アナライザー教室にもシステム機器(コンビューター内蔵)が導入されている。

 

● MAIシステム、VTR、ビデオプロジェクター、データービュア、十六ミリ映写機、スライドプロジェクターなど、コントロールシステムが結合している。

 

● 照明、暗幕、ホワイトボード作動スクリーン作動装置など、自動システム装置に組みこまれ、映像認識・パターン認識の効果をあげることができる。アナライザー教室は、研修室として各種団体の研修に活用されている。

 

● 小五年生「夏の社会科教室」を一単位時間五十五分、四コマを二日間にわたって実施した。KAVCにある機器・視聴覚教材を活用した指導の効果について測定し、次の指導計画をたてたい。

 

(3)LL教室の活用・四十二席LL教室のシステム機器とスタジオ調整室のシステム機器を活用して作成した教材をもとに、LL教室を活用している。LL装置システム、デスプレイレクチャー卓、OHP、データービュア、TV、VTRなど結合している。

 

● 中学生・大学生を対象に、夏期LL講座を開催した。この機器を活用した効果をもととして、市民LL講座を開講中である。

 

四 視聴覚教材の制作

 

児童・生徒・成人の実態にありた教材を制作し、提供する。

○TP教材作成(スライド作成機の活用)

○シート録音教材作成(サウンドコピーシステムの活用)

○AN指導プログラム作成(MAIシステムの活用)

○放送・映像教材作成(スタジオ・調整室等の活用)

○LL教材作成(LL装置システムの活用)

 

五 施設設備の利用

 

映像・音声機器を総合化した視聴覚ホール(二百四十四席)を各種団体の研修講座に、効果的な利用を図っている。

○スライド・十六ミリの映画教室

○スタジオの機能を生かしたホールの活用

 

以上、KAVCの充実を図り、一層ご活用いただくため、学校教育・社会教育関係機関・団体等との連絡を密にして運営をすすめたい。

(郡山市視聴覚センター所長 宗像 茂)

 

研修室(90席)

講座室(42席)

 

講座室(42席)

参考資料

 

参考資料

●視聴覚教材保有数(貸出用)

(56.4.1)

●資料整備費の内訳

 

●資料整備費の内訳

(45,486干円)

●予算額(56年度)

 

●予算額(56年度)

(単位千円)

 

 

 

 


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