教育福島0068号(1982年(S57)01月)-022page

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人的に面接して話を聞いた。アドバイスや個別指導には、内容場所、程度にだいぶ気を使ったつもりでも思うよりにはいかない。今後の反省にしたい。

2) アナライザーの位置づけについては、アンケート砥の結果を見てもわかるように班活動に位置づける方法への支持率六〇%以外は、授業過程、提案や形成的評価問題に対する利用の方法に対して、いずれも八○%以上の支持が得られた。即決を必要とする内容で一斉授業の中でより個を見ようとする場合に有効な教育機器である。更に生徒の内面的な動き意見のねりあげつまずきの対応の点においても効果的であることが生徒の反応からも実証された。到達度評価を授業に位置づける上で有効な教育機器といえる。

 

六 反省と今後の課題

 

(一) 到達度評価におけるアイテムサンプリングは、同教科担当者による共同研究によつて行うのが良い。

(二) レディネスや形成的評価問題の解決に努力して再学習の効果が見られた者と、努力なしに同等の水準を得た者の評価の差を、通知票等に生かしたい。

(三)、(四)省略

 

図1昭和56年度実践経過関連図

(代表問題の決定)乗法公式x+aとx+bの積(中教研安達支部数学科、分類表利用)

 

 

図2アイテムサンプリング'(代表問題の決定)乗法公式x+aとx+bの積(中教研安達支部数学科、分類表利用)

※ 3種類の教科書の中から、同水準と思われる問題を基準にしたがって分類し、

代表問題の中の最適問題を最低到達基準問題として、形成的評価問題(ポストテスト)に位置づけ、さらに重要事項は完全解答をもつて基準A、思考を必要とするものは、解決手順に応じた到達として基準Bを設定した。

 

 

 

 

 


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