教育福島0075号(1982年(S57)10月)-043page

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で、支点にさした針を見ずに、うでや皿をみる子もいたが、ほとんどの児童は興味を持って、楽しく学習を進めていた。

2)軽い物、小さい物などには重さがないという考えは、評価問題の結果から、なくすことができたと思われる。

(一〇)結論

事後テストの結果、有効度指数平均で89。また、子供たちの反応などから一人一人が自作のてんびんで実験・操作をして学習を進めたことは、重さの概念を理解させるのに役立ったし、楽しく学習できたと思う。

 

三 さいごに

 

「全ての物には重さがある」ということは、一人一人が自分で確かめたため、ほとんどの児童が理解していた。毎時の問題についても興味を示し、楽しく学習を進めていた。

秤の読みとり、単位の交換に一部つまずきがみられた。重さを線分化する手だてとしてのばね秤とてんびんの関係なども今後の研究課題である。

 

資料1

資料2

 

資料2

 

 

 

 


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