教育福島0076号(1982年(S57)11月)-010page

宮ガン、乳ガンの早期発見、早期治療に努めている。

子宮ガン検診については、昨年より受診希望者全員が受診できるようになり、定期検診制度が確立されたことになる。

昭和五十六年度による検診結果は表3のとおりで、要精検者の再検査結果は表4のとおりである。

(三)　へき地教職員健康検診

へき地学校に勤務する教職員及び家族を対象に、東北中央病院の巡回検診車による検診と、県保健衛生協会の採血車による血液検査を実施する。

今年度の検診車は、南会津、田村、双葉、相馬、耶麻、会津若松市、郡山市の各方部を巡回し、その他の地域は血液採血による健康検査を実施する。

昭和五十六年度の検診結果は表5・表6のとおりである。

以上のほか2級地以上のへき地学校に勤務する教職員の健康管理を図るため本年度よりへき地教職員の人間ドックを実施するが、対策は四月一日現在で三十五歳以上の者で過去二年間人間ドックを受診してない教職員二十一名を対象として実施する。

(四)　コンピュータードック

健康管理の充実強化の推進をはかる一環として早期発見、早期治療とあわせ、健康に対する関心を高めるため、健康度検査をコンピューターで応答処理し、各自の健康増進をはかるため、コンピュータードックを実施した。

本年度は健康管理事業の充実を計るため、人間ドック対象外の会員四千名を対象として

○小、中学校、市立養護学校、教育関係諸団体

昭和五十八年三月三十一日現在満三十才から三十九才までの互助会々員

○教育庁各課および所館、県立学校

昭和五十七年六月三十一日現在満三十才から三十四才までの互助会々員

　

表3.昭和56年度婦人科検診

子宮ガン

　

乳ガン

　

表4.昭和56年度婦人科検診再検査結果

　

表5.昭和56年度へき地巡回検診車による検診結果

　

表6.昭和56年度へき地教職員血液による検査結果