教育福島0077号(1982年(S57)12月)-016page
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て、調査審議を行うため設置されている。本年二月同審議会から表10の文化財を県指定とするよう答申があり、本年三月三十日付、県指定となった。
三 文化財パトロール
県内に所在する文化財の管理状況を常時把握し、文化財保護に万全を期すため、民間有識者二十一名を文化財保護指導委員に委嘱し、パトロール計画に基づいて、年二回の文化財の巡視を行っている。
文化財保護指導委員は、指定の建造物、彫刻、絵馬、史跡、名勝、天然記念物及び重要遺跡など六百五十一か所を定期的に巡視し、その結果を県教育事務所長に報告している。
また、市町村教育委員会の協力のもとに、文化財の所有者その他の関係者に、文化財の保護に関する指導助言をするとともに、地域住民に対し、文化財保護について、普及活動を行っている。
現在の文化財保護指導委員は、表11のとおりである。
四 年中行事調査
昭和五十五年度から三か年継続で、年中行事の調査を進めてきたが、本年度中にこの報告書を刊行する予定である。
五 工芸品調査
県内に所在する工芸品のうち、漆工品、木工品、竹工品について昭和五十五年度から三か年継続で調査を進めてきたが、本年度中にこの報告書を刊行する予定である。
(3)国・県・市町村指定文化財種別一覧昭和57年10月31日現在(単位:件)
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表10 県指定重要文化財
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○県指定無形民俗文化財
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○県指定史跡及び名勝
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○県指定史跡
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(註) 今回指定された文化財を本誌「ふるさと探訪」で紹介しております。名称欄の番号を参照のうえご利用ください。
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