教育福島0082号(1983年(S58)07月)-010page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

あたる。

4)特別活動指導部は直接交流の実践の中軸となり、研究計画に従って実践する。

5)生徒会活動の組織の中に交流委員会を設置し、研究の推進とその成果の浸透を図る。

 

(三)研究の仮説

 

(三)研究の仮説

 

広い視野に立って、人間的ふれ合いを基盤に、思いやりの心をもって、相手の立場を尊重し、温かい人間愛の精神を深めれば、よりよい社会を築いていこうとする自主的、実践的な態度を育てることができる。

○交流を通して、生徒相互の理解を深め、いわれのない優越感や劣等感をもつものでないことを正しく認識する。

○広い心をもって、相手の考え方や立場を尊重できる温かい思いやりの心を育てる。

○世の中には恵まれない境遇の人々がいることを知り、福祉の心を育てる。

 

(四) 交流教育の配慮事項

 

1)全職員の心身障害児教育に対する共通理解を図り、交流教育についての理解を深める。

2)生徒の相互理解を深め、心身障害児に対しての偏見や異常視をすることなく、対等な立場で共に生きる意識を育てる。

3)父兄や地域社会に対して、積極的に啓蒙活動を促進し、正しい理解と協力を得られるようにする。

 

二 研究の概要

 

(一)交流教育推進の構想(下図)

 

(二)第一年次の交流

 

1)事前交流会参加

○九月七日(月)

○県立須賀川養護学校視聴覚室

○生徒会役員、学級代表生徒二十二名参加

○全校集会で代表生徒による体験発表及び感想文の交換

2)運動会参加

○九月十三日(日)

○県立須賀川養護学校体育館及び校庭

○生徒会役員、学級代表生徒二十一名参加

○全校集会で代表生徒による体験発表及び感想文の交換

3)弁論大会参加

○十月九日(金)

○県立須賀川養護学校視聴覚室

○文化祭学級代表弁士、生徒会役員十二名参加

○全校集会で代表生徒による体験発表

4)文化祭招待及び作品展示

○十月二十二日(木)

○本校体育館及び各教室

○県立須賀川養護学校中学部生徒十

 

 

 


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育委員会に帰属します。