教育福島0082号(1983年(S58)07月)-011page
九名来校
○感想文の交換
5)学習発表会参加
○十一月一日(日)
○県立須賀川養護学校体育館及び廊下
○生徒会役員、−二年二組生徒四十名参加
○全校集会で代表生徒による体験発表
(三)第二年次の交流
1)事前交流会参加
○五月十二日(水)
○県立須賀川養護学校視聴覚室
○生徒会交流委員会生徒三十五名参加
2)弁論大会参加
○五月二十七日(木)
○県立須賀川養護学校視聴覚室
○生徒会交流委員会生徒三十五名参加
○各学級で養護学校の弁論の論旨を題材にして、学級指導で特設時間を設けて授業研究会
3)鑑賞教室招待
○五月三十一日(月)
○須賀川市並木町体育館
○県立須賀川養護学校中学部生徒十八名来校
○感想文の交換
4)交流授業
○六月十八日(金)
○本校教室 一の四、二の三、三の三
○学級会活動、理科、音楽
○県立須賀川養護学校中学部生徒十八名来校
○交流授業についての反省会及び感想文の交換
5)運動会参加
○九月十九日(日)
○県立須賀川養護学校校庭
○生徒会交流委員会生徒及び希望生徒五十一名参加
○全校集会で代表生徒による体験発表
6)清掃交流
○九月二十二日(水)
○県立須賀川養護学校校庭
○一の二、一の四生徒七十七名参加
○学級感想文集の作成及び「清掃交流に参加して」の題材で授業研究会
7)文化祭招待及び作品展示
○十月二十九日(金)
○本校体育館及び各教室
○県立須賀川養護学校中学部生徒二十三名来校
○感想文の交換及び交流委員会の反省会
8)学習発表会参加
○十月三十一日(日)
○県立須賀川養護学校体育館及び廊下
○三の四生徒及び希望生徒五十名参加
○全校集会で代表生徒による体験発表
−中生の力強い組体操
(四) 各学年、学級での指導
交流授業にみる生徒の感想
−交流感想文集の中から−
ある日の放課後、先生から、私たち三年三組と、養護学校の生徒さん達との交流学習の話がでました。
去年から、養護学校の人たちとあって遊びやおしゃべり、そして勉強をしたいなあと思っていた私は、大変嬉しく思い、賛成しました。
しかし、その日が近づくいてくるとだんだん不安になりました。
そして当日……養護学校生のみなさんとの一時間日は自己紹介などの学級会でした。
二時間日、本番の理科の時間です。理科は水酸化バリウムに硫酸を加えていくといったような、酸とアルカリの反応を電流の変化で調べる実験を行いました。四つぐらいの班に養護学校の生徒さん六人が、一人か二人ずつ入って実験を行いました。私たちの班にも、佐藤智恵子さんと矢吹俊郎くんに入ってもらいました。
初めに先生が作った実験結果を記入するプリントを、班長である私が配りました。矢吹くんは目が見えません。もちろん四角のますに字を書くこともできまぜん。配ろうか、配るまいかとまどいましたが、やはり私たちと同じようにするのが自然であると思って配りました。すると佐藤さんが、「書けないからいいです」と言って、プリントを返してきました。ドキッとしました。私達はどうしたらいいのかわかりまぜん。そこで先生に相談して私たちが書いて帰りに渡すということになりました。
それからは、一人ずつまわして硫酸を加えながら、溶液の反応とまめ電球のつき方を、正確にとはいえませんが結論を出せるまでのデータもとれて、楽しく実験をすることができました。
やはり、初めて会った人たちで上手にはなすことはできませんでした。ドキッとしたこともありました。そして正直いってこの授業は緊張の連続でした。けれどもこの授業を通して、私が得たものはたくさんあり、また、教え