教育福島0082号(1983年(S58)07月)-042page

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ぼくの学校わたしの学校

 

船引町立芦沢小学校

六 年

大友恵美子

 

わたしたちの学校のある芦沢地区は船引町へ六キロメートル、三春町へ八キロメートルの起伏の多い、緑の豊かなところです。葉たばこ生産と、養蚕のさかんな地区です。

小高いところにある学校からは、町の象徴である片曾根山が見えます。創立百年以上の歴史をもち、一時は六百人位の児童がいましたが、今は、小学校百七十三名の小さな学校です。

わたしたちは、学校目標の「たくましい子ども」「心豊かな子ども」「きまりを守る子ども」「進んで学ぶ子ども」の四つをめざして、みんなで力いっぱいがんばっています。特に、今年は、児童会が中心になって、「はだしの運動」「あいさつ運動」「わすれものをしない運動」「進んで発表する運動」を重点に六つの委員会が、それぞれ工夫と協力をして実行しています。

「はだ」の運動」は、病気の予防と体力づくりのため始めました。業間のマラソン、全校運動はもちろん、いろいろなあそびも、「はだし」と「うす着」で毎日がんばっています。「スカッとして気持ちがいい」と、みんなよろこんで外にとび出す姿はすばらしいです。

「あいさつ運動」は、集団登下校時や家に帰ってからも一進んで実行しています。「心をこめて」が、わたしたちのめあてです。地区の人たちも、「ほんとうに気持ちがよいあいさつだ」といってくれます。とてもうれしいです。また、「進んで発表する運動」では、毎週土曜日の朝、学習委員会、報道委員会が中心に、発表活動をやっています。意見発表、朗読、作文発表など、中身がいっぱいで、土曜日が楽しみで待ちどおしいくらいです。

そのほか、いろいろある中で、自転車クラブをあげたいと思います。毎年「自転車の安全な乗り方競技会」に出場してよい成績をおさめています。一昨年は県大会までいきました。

このようにわたしたちのせんぱい達は、いろいろとすばらしい伝統を残していってくださいました。わたしたちは、それらをしっかりと受けつぎ、みがきをかけ、りっぱな学校にしていきたいと思います。

 

▼はだしのマラソン

緑にかこまれた学校▼

 

緑にかこまれた学校▼

(校長 結城利秋・児童数173名)

 

(校長 結城利秋・児童数173名)

(校長 結城利秋・児童数173名)

 

 

 


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