教育福島0082号(1983年(S58)07月)-043page

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ぼくの学校わたしの学校

 

伊達町立伊達中学校

三 年

芳賀章子

 

私たちの伊達郡伊達町立伊達中学校は、今から約二十年前、阿武隈川の西側にあった伊達中学校と、東側の伏黒中学校とが合わさってつくられた学校です。校舎は木造二階建てで三つの棟と体育館。古い建物ですが、私たち生徒一人一人は、常に新しい考えをもちながら勉強しています。

「君たちの学校でさかんなことはなんですか」と聞かれたら、私たちの誰もが「生徒会活動と部活動です」と答えると思います。それでは、生徒会活動と部活動が、どのようにさかんなのか、紹介してみます。

まず、生徒会活動は、生徒会行事を先生方のお世話にならないで、計画し運営していく、という点が他校よりも優れているところではないかと思います。先日行われた陸上競技大会のことを例にとってみますと、先生に「五月十七日の大会に間にあうように、計画をたてなさい」と言われた日からすぐに仕事に取りかかり、毎日、夜七時ごろまでせっせと期日に間にあうようにとがんばって仕事をすすめました。その結果、大会は雨で一日延びてしまいましたが、大成功に終わりました。その時の気持ちといったら、言葉に表しようがないほどのうれしさでした。とにかく、やり始めたら、中途半端で終わりたくないという伊達中学校の生徒の気持ちを表したのが、この生徒会活動だったと思います。

次にもう一つ挙げた部活動について紹介します。部の種類は他校とほとんど同じですが、中でも、めだって活躍しているのが剣道部です。昨年度の中体連大会では、県大会で優勝し、福島県代表として全国大会にも出場しました。その他の部も剣道部には及びませんが、とてもすばらしい結果を残しています。昨年度の新人戦の結果から、今年の中体連、各種大会にも、各部の活躍が期待されます。

生徒会活動と部活動のことしか、紹介できませんでしたが、その他、伊達中学校には、とてもすばらしいものがたくさんあります。私たち生徒は、もっともっと県内に誇れるようなよい伝統をつくっていきたいと思います。

 

▼陸上競技大会

校舎正門▼

 

校舎正門▼

(校長 小河徹也・生徒数492名)

 

(校長 小河徹也・生徒数492名)

(校長 小河徹也・生徒数492名)

 

 

 


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