教育福島0083号(1983年(S58)08月)-050page
ぼくの学校わたしの学校
いわき市立好間第二小学校
六年
渡辺 展生
ぼく達の学校は、磐越東線ぞいで好間川のそばにあります。学校は、二年前に新築された鉄筋三階の白い建物で校舎内外の設備が、ゆきとどいています。ぼく達は、このようなりっぱな校舎を大切にしょうと、全校生だて割りグループで清掃に力を入れています。
児童数は、四百五十四名で年々多くなってきています。今年も学級増によってプレハブ校舎を増築しました。
ぼく達は、学校の目標である「健康で明るい子供」や「よく学び工夫する子供」を目指して、元気よくがんばっています。
去年は、県の緑化研究校として、一人二鉢運動で、たくさんの草花を育て色とりどりの花を咲かせました。ぼく達は、アゲラダムとサクラ草を育てました。校門から入ると、シャラの木が立ち並んでいます。みんなでこの道を
「シャラ並木」と名づけました。その他、たくさんの木が植えられ、緑がとてもきれいです。
体育館のわきに学習田と言う学校の田があります。毎年五、六年生がどろんこになって苗を植えます。今年は、もち米の苗を植えました。去年の秋は収かくしたお米を自分達でたいて、カレーライスを作って食べました。今まで食べたカレーライスより特別おいしく感じました。
今年は、いわき市の家庭科の研究校になりました。ぼく達は、五月に調理実習で、ご飯とみそ汁を作って食べました。家でも作って家族にごちそうしました。おいしいと喜ばれました。また一年生から六年生までお手伝表を作り進んで家のお手伝いをしています。
創意の時間には、「春をさがそう」ということで、好間川の土手を歩いてつくしや小さな花をさがしました。また「部落めぐり」と言って班長が自分の部落まで案内する楽しいひと時があります。
それに少年スポーツがさかんです。男子のソフトボール部は、今年も大きな大会で優勝しました。女子のバレーボール部も、いわき大会で二位になりました。
ぼく達は、このようにいろいろなことに力いっぱい取り組んでいます。
▼学習田での田植
大きくなった私たちの学校▼
(校長 色川 瑛・児童数454名)