教育福島0084号(1983年(S58)09月)-043page

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ぼくの学校わたしの学校

 

長沼町立長沼中学校

三年

星 学

 

長沼町は、人口六千六百人で、春は桜、秋は黄金の稲穂、そして夏は緑の山々に囲まれた美しい町です。町のほぼ中央に位置するわが長沼中学校は、長沼中と枠衝中が統合された学校で、昨年二十周年を迎えました。統合した当時は、十八クラスあった学級が、今では六クラスにへって、生徒数二百三十二名のやや小規模な学校です。

わが校は、「一に学習、二に運動、三に誇れるよい環境」をスローガンとし、日夜努力しています。学習については、生徒会の学習部が中心となり、読み・書き・計算コンクールなどを通して生徒の学力向上に努めています。運動関係では、中体連の大会で、女子卓球団体、個人、男子テニス団体、個人、男子バスケットボール、男子バレーボールの部が県中大会に出場し、その中で、男女テニス個人ペアが県大会にコマをすすめました。また、陸上競技では、開校以来の東北大会出場という輝かしい記録が出ました。このように生徒全員が、スポーツにはげんでいます。誇れるよい環境については、毎年美しい環境を守るためにクリーン作戦を実施しています。今年度、学校の近くを流れる簀ノ子川の清掃を予定しています。

また、校内行事では、校内陸上大会文化祭、いも煮会、校内球技大会、校内マラソン大会など、数多くの行事がもうけられています。中でも文化祭は展示、発表を交互に行っています。毎年のテーマを決め、それにそって各学級が団結してがんばっています。昨年は、小運動会という新しい企画が入り文化祭の中の行事の一つとして楽しいひとときをすごすことができました。

このように、私達が、楽しい学校生活を送っていられるのも、先生方や父母のみなさんのあたたかい指導があるからだと思います。私達は、それにそむかぬよう一生懸命こたえていかなければいけないと思います。

今までつくり上げてきた伝統を守りさらによりよい伝統をつくるためにも明るく楽しい学校生活を送り、素直な心を持ち、何事にも精一杯ぶつかっていく態度を身につけたいと思っています。

 

▼さぁできあがったぞ

伝統を学ぶ▼

 

伝統を学ぶ▼

(校長 角田新平・生徒数232名)

 

(校長 角田新平・生徒数232名)

(校長 角田新平・生徒数232名)

 

 

 


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