教育福島0085号(1983年(S58)10月)-044page

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まちからむらからこんにちは

 

生涯教育(学習)モデル事業

 

磐梯町教育委員会

 

はじめに

磐梯町は名高い名峰磐梯町の南麓にあり山と湖の間にある半農半工の平静な町である。町内随所に豊富な史跡があり、矛、の中心をなす恵日寺は文部省指定の史跡で、大同二年(八〇七)徳一大師の創建にかかり全盛時代は寺領十八万石、寺勢は広く関東北に及んでいた。

わが町では近年社会教育活動が充実し、特に乳幼児から高齢者まで一貫した教育方針をかかげ事業を展開している。現在は数少ない社会教育施設を効果的に活用し住民の学習の場と機会を提供している。今後の条件整備としては、昭和五十九年三月、中央公民館、同六十一年三月には町営体育館、恵日寺の整備事業と着々条件整備がなされる計画である。昭和五十六年六月「生江教育について」答申内容をうけて、「磐梯町における生派教育(学習)構想とその推進について」をまとめ徐々に具体化をはかっている。その具体化の一環として、本年度は生涯教育(学習)モデル事業推進のため町内の一地区(布藤地区)を指定し推進をはかることにした。

一 生涯教育(学習)モデル事業結成までの経過

(一) 地区選定については教育委員会内部で協議した。

(二) 地域の中心となれる人に働きかけ区長の承諾を得た。

(三) 発会の準備

1) モデル地区指定の趣旨を説明し具体的な計画に入る。

2) それぞれの部門(乳幼児期・少年期・青年期・成人期・高齢期)で行事計画の話し合いをする。

3) 推進委員の選出・組織・活動プログラムの作成

二 生涯学習モデル事業計画の趣旨と目的

(一) 事業計画の趣旨

磐梯町社会教育調査の中で、「各地区ごとの座談会と移動公民館の実施により、地域連携の社会教育を望む」、「地区における諸活動に対する援助・指導を望む」、「子供から老人までの各階層に併せた社会教育の充実を望む」という住民の強い要望が出され、それをうけて生涯学習のモデル事業を企画した。

(二) 目的

1) 少年の健全育成をはかるため子供会の活動に必要な条件整備、支援体制を確立する。

2) 生涯教育(学習)を推進していくための場と機会を提供し、地区の住民一人ひとりが自ら学習する姿勢を助長する。

3) それぞれの立場(各部門)から学習活動を展開し、あらゆる広報活動を活用しながら地区の社会教育の充実に寄与する。

三 事業の基本的内容

(一) 乳幼児期

両親・家庭の中で情緒的なつなが

 

少年期活動・よくたけたかなあ

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少年期活動・安全運転してね

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