教育福島0086号(1983年(S58)11月)-006page

提言

　

はる　なつ　あき　ふゆ

　

教育は一つ叱って二つほめ

　

高橋藤吉郎

　

　

【筆者紹介】昭和二十四年福島県書写書道研究会(理事長)及び福島県書道協会(副会長)を創設し、一時廃止となっていた習字科の復活と県内書道教育の発展に力をそそいだ。研究会顧問(昭34)協会会長(昭35)に就き書道界の振興に尽力している。日展の前進泰東書道展に入選(昭7)をはじめとして岩国全国書道展特選三回、墨池全国書道展特選五回、心画院展特選、準特選、書道芸術院展特選二回・準特選一回、毎日書道展入選八回など受賞も数多い。また、軟式庭球の功労者として日本軟式庭球連盟より表彰(昭52)、福島県芸術功労賞(昭54)福島県文化功労賞(昭57)の受賞者でもある。昨年郷里会津坂下町の名誉町民に推され、最近筆塚建立で話題をまいた。著書に「書話第一集」(昭57)。元福島市立北信中学校長。明治三十六年生の会津坂下町出身。号兆寿庵主人藤園。

　

筆者最近の作品・こらいめいりはうきぐものごとく、じんぜいのいふくはしんにわかちがたし

夢

古来名利如浮雲人生

椅伏信難分

兆寿庵主人　藤園書