教育福島0086号(1983年(S58)11月)-022page
ト、客室のテーブル等の調度品並びに食器その他什器類などについても更新し、ムードの一新を図った。次に、改装後の利用状況を昨年同期(四月〜八月)と比較いたしますと表17のとおりで、宿泊で約五百人、収入で約七百七拾一万円の増と好転したのに対し、支出で約二千四百六拾三万円増えたことにより本年八月末の収支差引では約三千三拾万円の赤字となりました。
これは、改装にあたり本部からの資金借り入れに伴う返済金の倍増、資材費の値上り及び館内設備の充実等に伴う諸経費の増大等によるものであります。
このことから、当あづま荘は経常的に宿泊定員一〇〇パーセント(本年八月の利用率約一〇八パーセント)のご利用がないと経営はなかなか容易でありません。
しかし、私ども職員はサービスに徹することを重点にこれからも奉仕するよう心がけて頑張って参ります。
お泊りのお客様からサービスに対する感謝や料理等のおほめのお言葉をいただいたときの感激は、職員一人ひとりの励みとなっております。
若葉の萌える春、夏の避暑、万山紅葉の秋、銀世界に遊ぶ冬のスキーなど行楽や保養に皆様のお越しを職員一同心からお待ち申し上げております。
表17 改装後の利用状況(昭和57・58年4〜8月の比較)
自然なお手伝いを
身体障害者福祉週間
12月9日から15日