教育福島0087号(1983年(S58)12月)-012page
成されているが、主催行事は、昭和四十六年度から、県内二地区の持ち回りで実施し、参加行事は全県下において実施している。
今年度は、いわき地区が主催行事開催地区となり、十二の主催行事が実施きれた。 (表6)
表6 昭和58年度福島県芸術祭主催行事
また参加行事も全県下において、各文化団体の自主的、かつ、特色ある行事が九十一行事実施された。
十二 福島県文化センター
昭和四十五年九月に、県文化センターが開館して以来、その管理運営は、財団法人福島県文化センターに委託している。開館十三年の歩みは、多種多様する県民の文化的欲求に応え得る文化センターづくりを念頭に置き、その運営にあたってきた。
自主企画による事業活動は、広く県内各地域に活動範囲を拡げる“移動文化センター”事業を重点として、各市町村との連携と協力のもとに少年劇場、家庭劇場の舞台事業を始め、郷土史講座、講演会、研修会事業を実施した。
一方、低廉な料金で優れた舞台芸術鑑賞の機運を醸成することをねらいとした文化庁移動芸術祭公演、交響楽公演の事業も、年毎に理解を得て好評を呼んでいる。
美術展は恒例となった「院展福島展」「スイスプチパレ展「一水会福島展」と内外一流の美術展示で多くの美術ファンを楽しませた。昭和五十八年度の事業概要は別表のとおりである。 (表7)
県芸術祭オ−プニングフエスティバル