教育福島0087号(1983年(S58)12月)-013page
文化センター自主事業「雪の女王」(少年劇場)
件(一万三千余人)三階展示室が十八件(七万三千余人)で前年比の件数は増えているが入場者は二万人程度の減少をみている。会館設備は大ホールに続き小ホールの音響設備の改善がなされ利用者のあらゆる要望に応える音づくりが可能となっている。
県立文化施設の整備
一 工事等進捗概要
文化施設整備室(課内室)も、発足以来五年にして、職員数が室長以下二十六名(営繕課併任職員五名を含む)となり、オープンをめざして仕事に励んでいる。一方、工事は順調に進んで十月未現在で、美術館九〇%、図書館八○%の進捗を見ており、計画どおり施工されている。また、建物と同様、施設内部で直接県民と係りのある調度備品についても約四〇%が発注された。新施設の三番目として準備作業を行なっている博物館は、昨年基本設計を完了していることに伴ない、本年度はすでに、建築、展示とも実施設計が進められている。
二 県立美術館
現在、美術品や二次資料の収集をはじめ、保存、展示、美術に関する調査研究、教育普及計画、管理運営の検討等、美術館の基本事業を中心に開設準備を進めており、とりわけ郷土作家や県にゆかりのある作家や作品は、収集展示に直接かかわりのあるものであり関係者のご好意とお協力をいただきながら、学芸活動の重点として行なわれ
表7 昭和58年度福島県文化センター事業