教育福島0089号(1984年(S59)02月)-021page

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しをもった計画を作成する。

(二) 運動種目を精選し、運動そのものの喜びや楽しさを体得させる計画になるよう十分配慮する。

 

二 運動の特性を明らかにし、内容の重点化と指導法の改善を図り、技能の向上に努める

 

(一) 学習内容や生徒の発達、能力に応じた指導法や学習形態を工夫する。

(二) 運動課題やその解決をめざす授業の組み立てを工夫し、生徒の自発的自主的学習活動を活発にする。

(三) 生徒の欲求を充足させるため、運動の特性に応じた学習内容を設定し学習活動を効果的に進める。

(四) 運動の質と量の適正化を図り、科学的な学習に基づく技能の向上に努める。

(五) 評価は、指導の目標、内容の観点からおさえ、自己評価や相互評価を生かすようにする。

 

三 計画的・継続的指導により体力を高める

 

(一) 学校における保健体育的諸活動を教育課程の中に明確に位置づける。

(二) 学校教育活動全体での体育指導を進めるために、保健体育全体計画を作成する。

(三) 特別活動における体育・保健・安全・給食の諸活動を有機的に関連づけ総合的な体力の向上に努める。

(四) 創意を生かした教育活動の時間やその他の時間を積極的に活用し、余暇の利用や健康な生活をおくるための行動の仕方を身につけさせる。

(五) スポーツ・テストの結果を分析し、学校のみならず、児童、生徒一人一人の課題をとらえ、計画的・継続的指導により体力の向上を図る。

(六) 両施設・設備や用具の整備拡充に努める。

 

四 保健学習の充実と事故防止に努める

 

(一) 学校や地域の実態及び日常生活との関連を踏まえ、指導内容の精選を図り、重点事項を明確にし、実践化をめざす学習の展開に努める。

(二) 指導内容を児童・生徒の発達段階に応じておさえ、特別活動や小学校との関連を図るとともに、高等学校への発展を考慮した指導計画を作成する。

(三) 授業における実験・実習を重視するとともに、資料の収集と活用を図り、授業を魅力的にする。

(四) 安全意識の高揚と安全能力を育てる。

(1)危険防止の態度・能力を高めるための指導の基本事項を確立する。

(2) 安全点検と確認を定期的、重層的に励行し、危険か所の除去に努める。

 

〈選択〉

 

選択保健体育科設定の趣旨とねらいを理解し、体育分野ではスポーツの喜びや楽しさを味わわせ、保健分野では日常生活の保健・安全に関する技能を高めるよう指導計画や履習方法に配慮する。

(一) 指導計画の作成に当たっては、必修教科の単なる増加時間として利用するのではなく、生徒の興味・関心などを考慮し、各分野に示した内容の中から適切なものを選択し、一層深化、発展させるよう工夫する。

(二) 履習方法については、生徒の多様な欲求に応じられるよう工夫するとともに、生徒の能力が十分伸長されるよう配慮する。

 

外国語(英語)

 

中学校

 

言語活動を重視し、特に「表現力の育成」に配慮すること、及び各領域について「要点を把握する力」を養うことが、指導のねらいである。

すなわち、個々の言語材料の習得に終始する学習にとどまることなく、言語を総合的に理解し、表現する学習を推進することが強く求められる。

このため、次の事項について努力する。

一 弾力的な指導計画の作成に努める

(一) 各学年あるいは三年間を通して、領域間の調和のとれた指導が行われるように計画する。

すなわち、まとまった期間を通して三つの領域を偏りなく指導して、調和のとれた学力がつくように計画を立てる。

(二) 教科書教材をよく分析検討し、生徒の実態と教材の適時性という観点から指導事項を選択統合して教材の重点化を図り、軽重をつけた指導ができるように計画を改善する。

また、重点教材の反復、深化、拡

 

 

 


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