教育福島0091号(1984年(S59)06月)-048page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

ぼくの学校わたしの学校

福島県立猪苗代高等学校

 

(校長 菊池力衛・生徒数418名)

 

(校長 菊池力衛・生徒数418名)

 

三年

浅倉 美紀

 

猪苗代高等学校校歌より

朝秀づる磐梯の

高嶺にもゆる夢をよせ

夕湖水に清らかな

まことを映し若人ら

手をとりつどうわが学び舎

本校生四一八名は、毎日磐梯山を仰ぎ、猪苗代湖に映った自分たちの姿をみつめながら、互いに手をとり協力し合って生活している。この大自然の中に、私たちは「厳然と立脚し、博愛の心を持って、目標に指向する思想」を志としており、「騎らず、飾らず、全ての人々の幸福を願う謙虚な態度」即ち「柔和な心」を大切にしている。

世界の灯愛の星

英世の精神うけ継ぎて

愛と文化の花栄ゆる

郷土をつくる若人の

こころをつちかうわが学び舎

これは、世界的視野に立ち、郷土を通して生きていく生徒の理想の姿である。勉学に勤しみ、部活動で自己を鍛える。また、学校行事を通じて集団生活の難しさと重要さを学ぶことができる。生徒会では「自覚」 「自治」 「自立」を目標とし、生徒一人一人の参加を呼びかけ、活気のある生徒会を目指している。先輩の築きあげた数々の輝かしい伝統を受け継いで保持することに努め、更に発展させていきたい。

往きかう風のふかみどり

みのりゆたかな田園の

支柱と生きる若人ら

磨上原の花桔梗

ゆかしくかおるわが学び舎

最近、地域社会をみなおそうとする意識が高まってきている。自然環境をはじめ、歴史や人々の生活など、秋の文化祭に向かって調査が進められているのも、その現れである。私たちは、個々の力を精一杯発揮し、自己の内容を充実させていきたいと思う。磐梯にはばたく若鷹のように、強く、正しく朗らかに。

 

▼校舎全景

◆校舎正面

 

◆校舎正面

 

 

 

 


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育委員会に帰属します。