教育福島0092号(1984年(S59)07月)-028page
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成人病検診を受けましょう!
教職員が健康で充実した日々を送っていただくため、教育委員会では各種レントゲン検診を実施しています。
特に成人病の早期発見・早期治療を最重点として検診率の向上を図っております。
これら事業の通知はその都度各学校等へ送付しておりますので再度日程を確認し、該当者全員が受診できる体制を整えてください。
◎五十九年度検診日程の通知文書は左記のように出されております。
一、成人病予防検診
小中学校等 市町村教委通知
県立学校等三月六日 59教保
二、結核健康診断
小中学校等市町村教委通知
県立学校等 二月二四日59教保
三、人間ドック 五月十九日59教福
四、婦人科検診
子宮ガン 三月十四日59教福
乳ガン 五月十九日59教福
五、へき地教職員健康診断
巡回検診 三月二七日59教福
入間ドック 六月十二日59教福
血液検査 今後通知
昭和五十九年度
「よい歯の学校」表彰
六月五日、県歯科医師会館において「よい歯の学校」コンクールの表彰式が行われた。
特別栄誉賞校には、長期にわたる健康教育の実践、親子の協力等で白河市立白河第一小学校が受賞し、特別優秀校には、管内保健教育の推進中核校として表彰されたいわき市立平第五小学校ほか六校、優秀校には、学級指導で効果的に取り組んでいる福島市立鎌田小学校ほか二十二校が表彰された。
歯の健康はよい体の基礎ともいえ、式に列席したどの子も元気いっぱい、明るさいっぱいの態度でした。
喜多方女子高校で
テレフォンサービス開始
県立喜多方女子高等学校では、去る六月十五日から保護者や関係団体むけのインフォメーションサービスとしてテレフォンサービスを開始しました。
この情報提供の電話利用の計画及び実施状況等について同校の学校長にお聞きしました。
昭和五十八年・五十九年度文部省指定高等学校生徒指導研究推進校として指定を受けたのを契機に家庭との連携を密にするための一つとして設置を考えた。五十八年度種々の研究実践を重ねてきたが、研究主題である「家庭や地域との連携をはかりながら、生徒を学校生活に適応させ学習意欲を高めるにはどのような指導をしたらよいか」を実践、深化するため学校と家庭との,連携を深める手段として取り入れたもので、関係機関と数次にわたる討議を重ね実施に踏みきったものです。
提供する情報は、学校行事・生活指導・話題性のものなどの七項目を予定しており、行事日程の変更など緊急性のあるものも入れていきたいと考えております。何を提供するかについては校内各研究委員会より一名の委員を選出してテレフォンサービス運用委員会を構成して検討しています。放送は本校の放送部員が担当しています。また電々公社でも当事業に積極的な理解を示してくれ、たて三センチメートル×よこ六センチメートルほどのシール「家庭と学校をむすぶホットライン」を作成してくれ、それを各保護者家庭の受話器に貼布しております。
開始前に本校生徒の出身中学校、保護者、喜多方市教育委員会、地区環境浄化推進協議会ほかへ文書で通知しましたが、開始当日で七十四通話、六月十八日までの、延べ通話数は二百四十七通にのぼり、予想外の反響、利用に驚ろき、また喜んでいます。
と話してくれた。
利用者の反応等これからの課題もいくつかでてくるものと思われるが、家庭と学校を結ぶ新しい試みとして成功が期待されるところである。
なお当事業は来年度以降も継続する予定であるが県教育委員会としては、財政措置等の問題もあり、当校に限って実施していく予定である。
昭和五十八年度実績
「教育年報」編集スタート
各年度の県教育委員会事業実績の貴重な記録集である「教育年報」の編集が始まりました。
この年報は教育庁各課及び各施設の五十八年度事業概要を記録したもので、各年度の累積記録集となっており、貴重な報告書です。
完成後は各学校・機関に配布されますので大いに利用してもりいたいものです。
(十月発行予定)
計報−本誌、昭和五十九年一月号提言執筆者、鎌田文市氏は、五月十九日、ご逝去されました。(八十二才)
謹しんで翁のご冥福をお祈り申し上げます。
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