教育福島0092号(1984年(S59)07月)-039page
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経を養成し、寒さに負けない健康な体をつくる。
2)参加対象=町内小学校五・六年児童。
3)実施結果=参加者が町内一部の地域の児童にかたよってしまつたが、全域の児童に経験させたかった。ただ、交通の問題と、指導者の養成が今後の課題である。
(4) 少年スキー教室(五十九年一月二十二日から三月四日まで四回)
1)目的=スキーの初歩的技能を体得させ、冬のくらしに、スキーを通して明るく楽しい体力づくりを経験させる。
2)参加対象=町内小学校五・六年、中学校児童生徒。
3)実施結果=町内ではできない移動教室のため十分時間をとれないのが残念だが、指導者の数を多くし、班員を少なくして指導を受けたので、短時間で予想以上の技能の向上をみることができた。今後は、親の理解と協力を得ながら、一泊二日の日程で実施することを考えている。
三、事業推進のために配慮したこと
(1) アンケート調査により、児童生徒が希望しているものは何か、その実態を把握して、事業計画を立案した。
(2) 町内には小規模校(小学校)が分散しているので、できるだけ多く交流の場を設定した。(友達づくり、協力性、自主性を育てる)
おわりに
二年間本事業を実施して、指導体制が確立したこと、関係機関の連携がうまくいったこと、そして児童生徒が興味をもって参加したことなど多くの成果を得ることができたが、今後より効果をあげるために、中学生が多く参加できる工夫をすること、地域の特性に合致したスポーツをとり入れること、また、親子でできるスポーツを考えるなど多くの課題もあるが、よりすぐれた体力づくりと児童生徒の健全育成をめざして本事業を継続・発展させたい。
(古殿町公民館主事 岡部 一郎)
生涯スポーツ推進の経緯 昭和58年度
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初歩からしっかりと
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