教育福島0093号(1984年(S59)08月)-022page
出版物紹介
県教育委員会及び関係機関・団体では、年間に多くの資料等の出版をしております。「教育福島」誌では、囲み記事等でそれらを紹介しておりますが、今回は、それらをまとめて御紹介し、日々の教育実践に役立っていただければと思います。
教職員の服務と勤務
−−改訂にあたって
「教職員の服務と勤務」は、昭和四十四年三月に発刊以来、教育関係者多数の必携書として御好評をいただき、学校運営、教育行政等において、御活用いただいて参りましたが、今回の第四次改訂では、その内容を一層充実させるよう特に、次の点に留意しました。
一、県立学校と市町村立学校では、服務・勤務の根拠条例・手続き等にかなり相違があるが、不明確なところが多かったので、それらを明確にするよう努めたこと。
二、利用者の便を考慮し、各章のみでなく、各項ごとにページを改めることにしたこと。
三、「四週五休」「定年制度」「私有車の公務使用」等、新しく設けられた制度や通知等を追加するとともに古くなり現状に合わなくなった通知等は削除し、新しく入れ替えた方がよいものについては、できるだけ新しいものにするよう努めたこと。
四、「通知」または「取扱い要綱」等で、その後部分的に変更されたり、追加されたりしているものについては、次のようにしたこと。
(一) 本文を部分的に加除訂正してもよいものについては、「最終改正○年○月○日」として、本文の改正された部分を入れ替えた。
(二) 本文を部分的に加除訂正することが不適当なものについては、最後に「注」として追加解説を加えた。
五、資料として掲載してある「照会」及び「回答」について、今までは別々に掲載していたが、利用し易いよう「照会・回答」と一本化したこと。
六、各所に例示されている提出書類の「様式」の表記が、形式上不統一なものがあったので形式を統一したこと、などです。
編集上あるいは表現上はもちろん、誤植等お気づきの点がありましたら教育庁総務課行政係まで、御指摘いただければ幸いです。少しでも利用しやすいよう改善していきたいと願っております。
生徒指導の手引
第二集の刊行
昭和五十八年度より三か年計画で、「生徒指導の手引」を刊行中ですが、本年度は第二集として「生徒理解と教育相談」を中心に編集しております。
この手引は「生徒理解と教育相談」の在り方について、具体的な実践例を示し、生徒指導の望ましい方策をまとめたもので十月に刊行の予定です。
学校新聞編集の手びき
発行!
福島県高等学校新聞指導研究会(会長・富永三郎小名浜水産高等学校長)は、去る三月「学校新聞編集の手びき」を作成し、県内の県立・私立各高等学校へ配布しました。
本「手びき」は、学校新聞編集者(新聞部員とその顧問)の参考書として作られたもので、学校新聞の編集技術をマスターしようとしている人たちにとって格好のマニュアルとなっています。
内容は、一、何をねらって学校新聞を作るか、二、どのようにして意見や記事を集めるか、三、どのような手順で読みやすい新聞紙面にするか等、新聞づくりの目的、取材のしかた、文章化や割付けについて具体的に述べてあります。また第五章、六章では高校新聞をとりまく諸状況についてふれ、学校新聞のあり方について考察しており興味深い。
本「手びき」が関心のある多くの方々に読まれ、新聞部活動の活発化に貢献することが期待されています。
価格 学校関係者 五〇〇円 一般の方 一、○○○円
連絡先 県立安積女子高校 小針 信治 あて
〒963 郡山市長者二ノ三ノ三
◆〇二四九−三二−〇四四三
福島県市町村教育委員会連絡協議会
会報
発行
福島県市町村教育委員会連絡協議会(大田美恵子会長)では、このほど昭和五十九年度の会報を発行いたしました。
内容については、昭和五十八年度、事業報告、決算書、昭和五十九年度、事業計画および予算書のほか、福島県市町村教育委員録等が掲載されている関係者必読の会報です。