教育福島0094号(1984年(S59)09月)-028page

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福島県教育委員会

福島県教育委員会

 

八月定例教育委員会開催

 

昭和五十九年度の八月定例教育委員会が、去る八月六日開催された。

委員会には五人の教育委員が出席し坪井委員長の議長のもと次のような事項について審議が行われました。

一、開会

二、会期及び議事日程の決定

三、会議録署名委員の決定

四、記録係の指名

五、前回会議録の承認

六、議案審議

七、教育長報告事項

八、次回の日程

九、閉会

審議事項については、市町村公立中学校長の人事について行われ、いわき市立湯本第三中学校の赤坂兼雄校長の死亡退職にともなう後任人事について審議ののち承認された。

また、教育長報告事項については、昭和六十年度公立学校教員採用試験の実施状況について(別掲)、及び県立美術館が博物館法に基づいて博物館として登録されたことについて、ついで公益法人の設立許可について、郡山市の財団法人郡山市文化施設管理公社の設立が認可されたことの報告等があった。

 

昭和五十九年度

福島県芸術祭 開催中!

 

「県民による公演発表等の促進」・「県民への芸術鑑賞の機会の提供」及び「芸術文化団体等の活動促進」を三本の柱として昭和三十七年度から実施されてきた県芸術祭は、本年度で第二十三回目を迎えました。

この事業は、毎年九月一日から十一月三十日までの三ヶ月間行われ、県民の芸術文化の一大祭典として大きな盛りあがりをみせております。本年度は県北地区が主催行事の開催地区となっており、各地区ごとでは、地域的に特色のある五十七の行事が実施されます。

より多くの県民が参加、鑑賞し地域の文化のかおりに触れることが期待されます。

 

尾瀬探勝会

晴天に恵まれ実施

 

(財)県教職員互助会主催の昭和五十九年度尾瀬探勝会が、去る七月二十九日から二泊三日、四班にわかれて実施されました。各班とも第一泊は南郷村さゆり荘に宿をとり、翌日沼山峠から尾瀬沼に入いり、尾瀬ヶ原一帯をハイキングし、二泊目は、尾瀬小屋に宿泊しました。三日目は三条の滝や御池を回り、檜枝岐へと抜け、全行程とも天候に恵まれケガもなく終了しました。

今年の参加者は、全部で百五十九人でした。

 

昭和六十年度

福島県公立学校教員

採用候補者選考試験

が実施さる

 

去る七月二十七日(金)、福島高校、福島女子高校、福大附属小学校、福島市立福島第四中学校の四会場で昭和六十年度の教員採用第一次選考試験が実施された。

炎天下、筆記試験、実技試験に受験生は熱心に取り組んでいました。

受験生の状況は、小学校教員の志願者は千四人であったが受験者数は九百五十三人となり前年より二十六人減、中学校教員の志願者は、千四百十人に対し受験者は千三百二十六人となり、前年度より八十人減ったことになります。また養護学校教員の志願者は六百五十九人に対し受験者は百三十八人となり、前年より十七人の減でした。

高等学校の教員志願者は六百五十九人でしたが受験者は六百十六人で、前年より十七人の減でした。最後に特殊教育諸学校教員の志願者は百五十八人であったのに対し、受験者は百五十五人で、前年より二十七人の増でした。

以上をまとめますと、志願者数については三千三百七十一人、受験者数は三千百八十八人、欠席百八十三人であり、受験者数は前年にくらべ八十九人の減という結果でした。

この第一次試験の結果は、九月下旬に合格者に合格通知が発送され、十月に第二次試験が行われる予定です。

 

ニッコウキスゲの中を行く……

ニッコウキスゲの中を行く……

 

小学校消費者教育用掲示資料

及び教師用手びき書の活用を!

県生活福祉部では、学校での消費者教育推進のため、小学校むけの掲示資料と教師用手びき書を作成、八月下旬、県下全小学校へ配布しました。五・六年生用資料で十枚一組、児童に消費生活について考えさせるためにも大いに利用していきたいものです。

 

 

 


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