教育福島0095号(1984年(S59)10月)-039page
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3)能力に応じた学習を展開させる。
4)学び方を学ばせ、他教科への転移を図る。(資料2)
(2) 「ひとり学習」を取り入れた理由
1)学習の個別化を図ることができる。
2)児童が読みのかまえを持ち、課題を追求する時間を確保できる。
3)遅れている児童が一層遅れる要因を取り除くための個別指導の場とすることができる。
4)能力のある児童には、より質の高い学習をさせることも可能である。
(3) 「ひとり学習」をさせる留意点
1)学習課題を単純化、明確化し、児童一人一人のものにさせる。
2)課題追究の方法や手順を明らかにする。
3)個人の能力差に応じて課題追究の到達度をチェックし、助言、示唆を与える。
4)書く活動を重視し、学習の足跡が分かるノート作りをさせる。
5)文や語句を通して読みを深め、課題を追求するかまえをつくる。
6)「ひとり学習」を「相互学習」につなぐために、児童の「ひとり学習」の実態を的確に把握しておく。(チェックリストによる)
7)発問の再構成をする。
(4) 実践例 六年 「最後の授業」
(学習内容・活動)
資料2 学び方の手立て
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四、研究の成果と今後の課題
(一)研究の成果
(1) 国語科の年間指導計画は、児童の主体的な学習活動ができるように、「ひとり学習」を重視したものを作成した。
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