教育福島0096号(1984年(S59)11月)-018page
払いが導入されるなど、国民医療のあり方が大きく変わり、互助会といえどもその影響は無視できず、今後のあり方、長期的展望に立った見直しがせまられるところとなった。
医療保険制度の改革は、国民すべての給付と負担の公平化と、本人の一部負担等の導入により医療費のコスト意識を高めて医療費の適正化を進めることがねらいである。
一方、遅れている我が国予防医防医療の見地から、健康保持、増進の推進を図ろうとするものである。
これらの趣旨を踏まえつつ、互助会の精神を尊守しながら、今後の互助会のあるべき姿を見出すことは、重要な課題であり、来年度事業計画立案と同時に運営研究会並びに評議員会、理事会において十分な検討がなされる予定である。
資料1 健康保健法等の改正概要