教育福島0097号(1984年(S59)12月)-031page
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芝技能訓練センター校長 尾川 勇氏が「技術革新に対応する産業人の使命」と題して講演され、近年における産業構造の変化と先端技術の進歩に即応する産業教育の進むべきみちを印象深く話されるなど、感銘深いものであった。
その後、出席者一同により祝賀会に入り、福島県産業教育振興会の隆盛発展を願って万歳三唱、百年を記念する式典のすべてを終了した。
二、県高教研各部会の記念行事
昭和五十九年度を産業教育百年記念の年とし、年間にわたり各部会では計画的に次にあげる記念行事をもったが、更に産業教育関連学校ではそれぞれの実態に合った多様な行事を行った。
(一)、農業部会
(1)記念植樹
(2)農業クラブ意見・研究発表大会
(3)農業クラブ技術競技会
(二)、工業部会
(1)論文・作文募集
(2)計算技術競技大会
(3)建築技術検定会
(4)部会シンボルマーク募集
(三)、商業部会
(1)簿記コンクール
(2)タイプライター競技大会
(3)英語スピーチコンクール
(四)、家庭部会
(1)生徒研究発表大会
(2)生徒作品コンクール
(五)、水産部会
(1)水高祭
福島県産業教育振興会の概略
一、沿革
・昭和十一年実業教育振興中央会の呼びかけにより、十二年県内実業家・教育者らにより実業教育振興会設立。
・昭和十六年改組拡充、機能活発化。
・昭和二十四年六月二十日、実業教育振興中央会が実業教育の重要性とその急務を説き、声明を発表。それに呼応し福島県職業教育振興会と改称
・昭和二十六年六月十一日、産業教育振興法公布に伴い、福島県産業教育振興会と改め、県北支会・いわき支会を置いて今日の本会の基礎を築く。
・昭和四十六年、会員数の増加に対応し、県南・会津・県中・相双の順に支会を設け、現在の六支会による本会の組織が完成した。
・昭和五十年九月十九日〜二十一日、第二十回全国産業教育振興連絡会福島大会を福島市で開催。五百名参加。
二、現 況
会員は事業所八百二十、学校五十四年間約六百八十万円の予算規模で、教員の研修補助・生徒研究助成、優秀生徒選奨、会報発行等を行っている。
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