教育福島0098号(1985年(S60)01月)-014page

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導する以上、指導者にもそれなりの指導案が必要と思われる。そこで、次のような形式を考え、年間を通して継続し実践してきた。(資料3の2)

−中国・四国地方の一例−

(検証授業案を兼ねる)

◎本時指導の意図

イ)高知平野に促成栽培が盛んになった理由を宮崎平野の場合と比較しながら考えさせる。

ロ)野菜の促成栽培が盛んになった理由を温暖な気候条件の他にないかどうかを調べさせる。

ハ)高知の促成栽培がビニールハウスの普及により競争が激しくなり、収益が減ってきたことへの農家の不安を文書資料から読みとらせる。

ニ)促成栽培の野菜の出荷先と主な産地を略地図ノートに書き込ませ、具体的に理解させる。

(2)、検証と考察

1)、検証の観点

仮説を実証するにあたり検証授業を実施したり、次の観点から生徒の変容をみつめ、事後テストの正答率、把握率を分析し、また生徒のノートやトレーシングペーパーによる作業学習のまとめ方などから考察を加え、仮説の有効性をみることにする。

ア、事前・事後テストは同一問題とし、一定期間後の定着をみる把持テスト問題は、テスト用に用いられた読図、作図を発展的に扱う。

イ、事前・事後テストに用いる読図、

 

資料3−2 第2学年社会科学習指導案(展開案等は省略)

 

 

 

 


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