教育福島0100号(1985年(S60)04月)-035page
◆県立学校の共同訪問がスタート
昭和六十年度県立高等学校共同訪問実施要項が高校教育課より発表され、訪問高校二十六校と訪問日程が左表のようになりました。
この共同訪問の目的は、各県立高校を訪問し、学習指導・生徒指導・進路指導・管理運営等の実態に接し、学校経営の充実を期するための諸問題について検討し、必要に応じて相談・助言・指導を行うものです。
高校教育課からは、課長・主幹並びに指導班の指導主事、管理班の管理主事が訪問し、各学校の日程表等に即して実施されます。
主な訪問内容は次のとおりです。
(1)校長からの事業聴取
(2)諸表簿の閲覧
(3)授業参観・校舎等の巡視
(4)学習指導・生徒指導・経営管理の研究
(5)関係者との話し合い
昭和60年度 県立学校共同訪問
◆命と生活を守るのにあなたの油断があっていいですか。
−交通事故・酒酔い運転をみんなの力でなくしましょう−
このたび県教育委員会では、四月二十三日付で各教育事務所、各県立学校宛「教職員の飲酒運転防止対策について」の通知を出しました。
これは、後をたたない教職員による交通事故をなんとかして絶滅しようとするもので、以下その内容等を掲載しますので参考にして下さい。
交通事故は今や「おきて当り前」「どうしょうもない」と思われているのではないでしょうか。
にもかかわらず先生方は、児童生徒を交通事故から守ろうと、それこそ日夜御苦労なさっています。
では先生方御自身の交通事故に対する防止対策はどうでしょうか。いがいと、燈台もと暗し、自分のことはつい忘れがち、甘やかしてはいないでしょうか。自動車を運転する時、ちょっとした油断、甘い判断が入りこみ、大きな事故をおこしてしまい、先生方御自身の生命と家族の平和な生活を破壊してしまうことがないでしょうか。
そこで、県教育委員会はこのたび、「教職員の交通事故防止のために」として県内全部の学校へ交通安全を呼びかける通知を出しました。以上にその全文を掲載しますので、よくお読みいただき、一人一人が交通事故絶無のための実践の資料としていただきたいと思います。
酔うなスピード 焦るな混雑 酒酔い運転、事故のもと