教育福島0100号(1985年(S60)04月)-047page
ぼくの学校わたしの学校
会津若松市立第四中学校
二年 宮田 暢子
校長 浅沼 恒昭
児童数 796名
私たちの学校は、会津鶴ケ城の西南に位置し、会津線がすぐ近くを走っています。敷地面積三万平方メートル余の中に建つ鉄筋三階建ての校舎は、昭和五十八年八月に落成し、同年十一月に移転したばかりで、県下に誇れる立派な近代的な設備がなされています。コンピューターによって暖房を管理するシステムがそれです。
おかげで、雪国会津の冬の厳しさも忘れて、快適な学校生活を送っています。
特に、昭和五十九年度と六十年度の二年間、文部省指定の「生徒指導研究校」として、先生方と生徒が一体となって、『意欲的に取り組む生徒』を目ざして、教科の学習に、生徒活動に取り組んでいます。
また、約二万平方メートルの校庭では、八百名の生徒が伸び伸びと運動することができへ文字どおり学習に運動に生徒会活動にがんばっています。
我が四中は、昭和四十年に全校あげてJRCに加盟し、以来、う余曲折はありましたが、毎月、八のつく日をボランティアサービスの日として活動を続けてきました。
写真は、昨年秋のVの日活動の場面で、西若松駅周辺の落書消しや、湯川周辺のゴミ収集を全校生徒あげて実施した奉仕活動のようすです。
このほか、IOESA運動という伝統があります。つまり、毎日の学校生活をより楽しく、活気に満ちたものにするために、
I いってまいります。
O おはよう。
E 会釈しよう。
S さようなら。
A ありがとう。
を、ひとりひとりが、進んで実践しようとする運動がそれです。
また、新校舎落成記念碑の「創造」は、戸内前校長先生の書で、教育目標のひとつにもあげられていて、一日の生活の心構えのようなものをしっかりと心に持たせてくれる、そんな気さえします。
私たちはこうした恵まれた環境の中で、未来へ羽ばたく力をつけるために励み合っています。
新校舎落成記念碑「創造」
ボランティアサービス日にゴミ収集する生徒たち