教育福島0102号(1985年(S60)07月)-031page

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若人の意気、もえよ!

−県高等学校体育大会より−

 

昭和六十年度の第二十一同県高等学校体育大会は、六月一日から原町市の雲雀ケ原陸上競技場での総合開会式を皮きりに始まりました。開会式には八十九校、二千百六十五名が参加、堂々の行進の後、大槻進大会会長、佐藤昌志県教育長等のあいさつ、原町高校の穴田直仁君(三年)が歓迎の言葉を、小高工陸上部の柴田雄一主将(三年)が選手宣誓を行った。大会参加数は、前・後期あわせて延百七十校、同九千百三十名にのぼった。

 

前期大会では、男子やり投げの金子学選手(福島東)が六十メートルを投げ大会新で優勝、男子三千メートル障害の佐藤太選手(日大東北)が九分十七秒一の大会新で優勝、男子千六百メートルリレーでは福島高が三分三十三秒一の大会新で優勝等三日間通算の大会新は九、大会タイは二と好成績を収めた。

後期大会は体操、重量挙げ等十五競技が行われた。バレーボールは福高が十四年ぶり、ラグビーは平工が十四年ぶりの優勝と古豪校が活躍した。

今期大会の結果からみて、東北大会及び全国大会での活躍が期待される。

なお、開会式の席上、県高体連発展に尽した功労者、優秀指導者の表彰が行なわれました。

▽功労賞=武田十四男(前福商校長)渡辺茂(前安女校長)鈴木正一(前福高教諭)高橋政利(前磐高教諭)加藤等夫(前磐女教諭)栗村道彦(前会津校長)村上司(前若商校長)吉田八郎(前岩農教諭)故・帰山秀夫(前平工教諭)の各氏。

▽優秀指導者賞=高橋政利(前磐高教諭)遠藤義行(会津)大槻博(福島女)関根真司(双葉)菅野利郎(福島中央)広重淳雄(日大女子工)佐久間明彦(田村)猪腰嘉勝(日大東北)小針三夫(学法石川)芦川鋭章(平工)鎌田弘史(学法石川)星和子(福島西女)三浦誠(日大東北)の各氏。

 

第31回 福島県高等学校体育大会上位入賞校一覧

○印は全国大会出場校

○印は全国大会出場校

 

総合開会式での堂々の入場行進(原町市)

総合開会式での堂々の入場行進(原町市)

 

 

 


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