教育福島0104号(1985年(S60)09月)-008page

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〈特集〉1)

進路指導の充実

〜高等学校〜

 

昭和五十九年度公立高等学校全日制課程の卒業者の進路状況は、次のとおりである。(昭和六十年五月一日実施の学校基本調査による。なお、五十九年度以前の数値も、すべてその年度に対応する学校基本調査によるものである)。

 

一、概 況

 

◆卒業者の総数は、男子一万三百七十一人、女子一万百八十四人、計二万五百五十五人である。

◆大学等(大学、短期大学、大学・短期大学の別科及び高等学校専攻科をいう)への進学率(就職進学者も含む)は、昭和四十九年度二十七・四。パーセントを最高に年々減少傾向を示していたが、五十九年度は二十二・四パーセントとなり、前年度に比し○・五ポイント増加し、五十七年度と同じとなった。男女別では、前年度に比し進学率は男子○・三ポイント、女子○・四ポイントの増となっている(図1の1)。

◆就職率は、五十年度の四十九・○パーセントから年々増加を示し、五十六年度は、五.十三・三パーセントとなった。五十七・五十八年度はこれをやや下まわったが、五十九年度は五十三・五。パーセントと四十九年度以来最高を示した.(図1の2)。

◆就職者の県内留保率(県内就職率のこと)は、四十九年度の四十五・○パーセントから年々増加し、五十五年度には六十二・二パーセントを示した。五十六・五十七年度は六十一パーセント台に減少したが、以後再び増加に転じ、五十九年度は六十七・七パーセントとなり、最高値を示した(図2)。

◆各種学校等(予備校を含む)への入学率は二十・四パーセントを示し、前年度より一・三ポイント減少した。これは進学率・就職率が増加したためである。

 

二、進学状況について

 

(一) 大学・短期大学等への進学(表1・2、図1の1)、2)参照)

進学者数は、男子二千九十九人(進学率二十・二パーセント)、女子二千四百九十七人(同二十四・五パーセント)、計四千五百九十六人(同二十二・四パ

 

表1 昭和59年度進路状況(公立全日制) 就職者数は就職進学者就職入学者数含まず ( )は前年度

 

 

 

 


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