教育福島0108号(1986年(S61)01月)-005page
教育福島
’86 1月号 Vol.108
目次
‐表紙絵・若松 光一郎シリーズ−
年頭所感
県知事 松平 勇雄
県教育長 佐藤 昌志
提言
武蔵野美術大学教授 桑原 住雄
特集
県民スポーツの振興
わかりやすい教育法令
入学・卒業
研究実践
集団生活のよろこびを得させるには・塩川町立塩川小学校教諭・芳賀忠夫
教育センターから
体育・保健体育講座
随想
告知板
新教育委員長の就任・ほか
昭和60年度県公立学校教職員研究論文特選入賞者論文紹介〔1〕
霊山町立大石小学校教諭・後藤 修
原町市立石神中学校教諭・小野 真也
まちからむらからこんにちは
成人大学移動講座・鏡石町教育委員会
美術館だより
博物館だより
会津地方の基盤岩調査
羅針盤
今春卒業予定者の進路希望状況
世界の教育は、今
西ドイツ・ベルギー・アメリカ
表紙絵について
「オートノミー1」 若松光一郎作
氏にとって一九八五年はきわめて多忙、かつ感慨の多い年であったろう。春から夏にかけて、半世紀の歩みを振り返る回顧展の準備に忙殺され、また、夏からは新制作展とギャラリー・オカベの個展にむけて休むひまもない日々であった。
回顧展開催とともに、一九六二年から講師として在職した福島高専を退いたことにも、氏の胸中いかほどかと思われる。
一個の画家として、また多くの後進のよき助言者としての半世紀。氏も既に七十一歳を迎えた。
にもかかわらず、氏はそれらをおくびにも出さず、柔らかな笑顔をたたえて忙しく飛びまわっている。「大作を」が、今も氏のモットーであり、本年も快作が期待されるところである。(キャンバス・和紙・カゼインカラー・墨・他、二〇七・〇×百七十七・〇cm一九七八年作、第四十三回新制作展出品、福島県立美術館蔵)