教育福島0108号(1986年(S61)01月)-006page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

新年を迎えて

 

年頭のごあいさつ

 

県知事 松平 勇雄

 

あけましておめでとうございます。

 

あけましておめでとうございます。

昭和六十一年の新春にあたり、皆様のご多幸を心からお祈り申しあげますとともに、日ごろ県政にお寄せいただいておりますご支援とご協力に対し、慎んで感謝申しあげます。

 

おかげをもちまして、県勢は確かな伸展をみてきました。本県の人口は着実に増加しており、企業の相次ぐ立地、さらには長年の念願でありました福島空港建設の明るい見通しや、東北横断自動車道の工事着工など、本県が二十一世紀へ向けて力強く躍進しておりますことは、誠にご同慶のいたりであります。

今日、県政をとりまく社会経済環境は、急速に進行する人口の高齢化をはじめ、日進月歩の技術革新・高度情報化、さらに国際化の進展など、各般にわたり大きな変化がみられるところであり、時代は未来に向かって着実に進んでおります。

私は、福島県が二十一世紀に向けて明るい未来をひらいていくためには、こうした時代の潮流変化に適切に対応し、その波及効果を十分に享受できるようにしていくことが必要であると考え、心豊かな生き生きとした県土の実現のため、今年も全力を尽して参る所存であります。

 

一層厳しさを増す行政環境を十分踏まえ、従来にも増して重点選別主義を徹底するなど、経済性・効率性に富んだ行政運営に努め、県民の皆様の負託にこたえるよう、全力を傾けて参る決意でありますので、県民の皆様のより一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申しあげ、年頭のごあいさつといたします。

 

 

 


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育委員会に帰属します。