教育福島0108号(1986年(S61)01月)-035page

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福島県教育委員会

 

福島県教育委員会

 

教育委員長に角田道子氏

職務代理者は鳴瀬寛爾氏

 

新委員長の角田道子氏

新委員長の角田道子氏

 

県教育委員会は十二月二十日に開いた定例会で、任期満了となる初瀬行雄委員長の後任として職務代理者の角田道子委員を委員長に互選しました。

また、委員長職務代理者には、鳴瀬寛爾氏(六十二才)=喜多方市=を互選しました。任期はいずれも昭和六十年十二月二十四日から昭和六十一年十二月二十三日までの一年間です。

新委員長の角田道子氏(六十才)=伊達郡桑折町=は、昭和五十三年十月から県教育委員となり、その間、昭和五十六年から一年間委員長を務め、今回二度目の委員長就任となった。

県政記者クラブでの記者会見の席上「教育をとりまく現状が厳しい中で、責任の重大さを痛感しています。教育は家庭、学校、社会が連携、協力して行われるべきです」、と就任の抱負を述べられました。

なお、県教育委員の方々は次のとおりです。

委員長 角 田 道 子

委員長 職務代理者 鳴 瀬 寛 爾

委員 諸橋 鐵二郎

委員 坪 井 孚 夫

委員 初 瀬 行 雄

(昭和六十年十二月二十四日現在)

 

輝く日本一

(合唱)安積女子高

(合奏)福島女子高

 

本県の音楽教育は全国のトップレベルにあるが、本年度行われた全国大会では、県立安積女子高校合唱部が全日本合唱コンクールで六年連続の金賞を受賞、また、学校合奏コンクールでは県立福島女子高合奏部が初の日本一に輝きました。

十二月二十日には福島女子高合奏部部長の高橋利枝さん他二名の生徒が、若杉栄校長、顧門の佐藤修先生らと佐藤昌志県教育長を訪ね合奏日本一のあいさつをしました。席上、佐藤教育長から「日頃の熱心な努力が評価されての日本一おめでとう。これからも一層の活躍を期待します」と賞賛され、新たな感激にひたっていました。

なお、本年度の全国大会の入賞は次のとおりであり「合唱・合奏王国」にふさわしいすばらしい成績でした。

◎合唱の部

●高校の部

「銀賞」 福島女子高、会津高、

「優良校」安積高、福島西女子高 若松女子高

●職場の部

「銅賞」県庁混声合唱団きびたび

●一般の部

「優良賞」 いわき市FM合唱団

◎合奏の部

●小学校の部

「三位」  福島第二小学校

●中学校の部

「優良校」 郡山第二中学校

 

晴れの文部省教育者表彰

 

昭和六十隼度の文部省教育者表彰は去る十一月二十六日、東京の国立劇場で行われ、本県からは、次の玉名の方が栄えある表彰を受けました。

まことにおめでとうございます。

 

○村上 啓正氏(県立安積高等学校長)

数学教育に情熱をかたむけ、指導主事、管理主事、高等学校長として学習指導、学校経営に手腕を発揮し、学校内外の多くの要職を兼ね、すぐれた実績を残されている。

○丑込 幸男氏(福島市立福島第二小学校長)

国語科、社会科教育に抜群の実績をあげ、図書館教育の発展に努め、指導主事、教育センター部長、義務教育課主幹や教育事務所長等を歴任し、小学校教育の発展に尽力している。

○箭内洪一郎氏(郡山市立郡山第一中学校長)

理科指導、視聴覚教育に優れた実績を残し、生徒指導面でも卓越した指導力を発揮した。また指導主事、管理主事や義務教育課主幹、課長等を歴任し、指導行政や学校教育の質的充実に貢献している。

 

合奏日本一を教育長に報告する福島女子高の生徒たち

合奏日本一を教育長に報告する福島女子高の生徒たち

 

 

 


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