教育福島0108号(1986年(S61)01月)-052page
(考えたか、積極的にとりくんだか)を入れ、到達基準を決め、○△×でチェックした。 (到達基準は省略)(資料・行動目標到達度表は省略)
(6) (4)(5)を用い、観点別の到達状況一覧をつくり、四つの観点について、到達度を評価した。 (資料省略)四 授業の組織
(1) 指導過程のなかに、確認テスト、相互評価、自己診断表による自己評価を組織し、検証授業を試みた。具体的な内容アーエは省略する。 (資料5)
(2) 個別指導の工夫(内容省略)
(五) 行動目標の到達度、意欲等を把握する。
六 検証考察
(一) 内容省略
(二) 学習意欲を喚起する評価の工夫
(1) 確認テストを実施したことにより
1) 生徒の反応
確認テストに対する生徒の反応は資料6のとおりである。このことから生徒たちは、確認テストの多くのメリットをあげ、このテストのねらいがほぼ達成できるものであったことがわかる。これによって、生徒たちは、わかる喜び、グループでの助け合い学習の楽しさを感じ、意欲的に活動できたと思われる。
2) 行動目標の到達度
資料3の事後、把持テストの正答率をみると七十パーセント前後が多く、把持率も、ほとんどが高い値を示していることから、学習内容の定着は、よいようである。(2) 観察、実験の場にワークシートによる相互評価の場を設けたことにより
1) 相互評価に対する生徒の反応と
観察、実験への取り組みの変容
調査資料によると相互評価に関する生徒の反応は、観察、実験に意欲的な態度を示すようになったことを表している。生徒同士で評価することや、グループ内での助け合いや協力することの楽しさ、喜びを感じとった生徒が多かった。
2) 行動目標の到達度
行動目標14)の到達率(男子八十一パーセント 女子九十六パーセント) 15)の到達率(男子九十五パーセント 女子九十五パーセント)
資料5 指導過程
資料6 確認テストに対する生徒の反応
1.確認テストは学力向上に役立ったか