教育福島0111号(1986年(S61)06月)-038page

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福島県教育委員会

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県立美術館で「年報」「紀要」を発行

 

県立美術館では、このほど「福島県立美術館年報 昭和五十九・六十年度」と「研究紀要 六十年度」を刊行しました。いずれも創刊号にあたります。

美術館は、これまでにも事業の紹介・案内・記録等のために各種の出版物を発行してきました。作品収集や展示にかかわる所蔵品図録、美術館の概要や事業案内に関する要覧、館案内リーフレット、隔月発行の美術館ニュース等々。これらは館の主要な活動に連動するものですが、実際に果たす役割は想像以上に大きいものがあります。美術館の諸活動を広く理解してもらうために、また、調査研究の成果を永く記録・保存するために、ひいては館活動や運営の足跡が将来に役立つためにも、この出版活動は重要な役割を担っています。「年報」では、開館から昭和六十年度末までの運営・事業全体にわたる概要を豊富な図版を掲載しながら報告しています。主な内容は次の通りです。展示事業(常設・企画)、普及事業、収集・保存事業、新収蔵作品、関係法規、組織・運営等。

「研究紀要」は、館の諸事業を基礎づける学芸員の調査研究の報告書です。本館の性格にそった範囲でテーマを設定、研究することにより、企画展示、教育普及活動等に役立てようとするものです。今回は、石井柏亭論、小川芋銭と福島の関係、亜欧堂田善論等計3編の論文を掲載しました。関係機関へ配布されますので、ぜひご利用ください。

 

第36回 県小・中学校長会総会開催

昭和六十一年度 県小・中学校長会役員が決定

 

去る四月三十日(水)、県文化センタ−において昭和六十一年度の福島県小学校長会、同中学校長会の総会が、小学校百十七名、中学校五十七名の代議員が参加して開催された。

総会は、はじめ小・中合同の開会式が行われ、小学校は、会長代理の根本重信副会長(富岡一小校長)、中学校は小林四郎会長代行(福島一中校長)がそれぞれあいさつをし、ともに教育をとりまく環境の厳しい中で、人間尊重

 

校長会役員一覧

 

○福島県小学校長会役員

○福島県中学校長会役員

 

○福島県中学校長会役員

志県教育長のあいさつ、来賓祝辞として友田昇副知事の祝辞がのべられた。

の精神に徹し、心の豊かな児童生徒の育成をめざして学校教育を充実していかなければならない等の決意が表明された。その後、佐藤昌志県教育長のあいさつ、来賓祝辞として友田昇副知事の祝辞がのべられた。

また、昭和六十年度末をもってご勇退された小・中学校長の方々に対し、感謝状が贈呈され、長い間の本県教育への御貢献、御努力に対し深い感謝の意が各会長から述べられた。

会は、その後小・中学校長会が別個に開かれ、議案審議の後、表のようにそれぞれの役員が選出された。

 

「生涯学習ガイドブック」

完成し、配布される

−県内市町村や公民館等へ−

 

県生涯教育推進会議(議長・関口富左郡山女子大学長)は、四月二十八日福島県副知事に対し、「生き生きとした学習社会の形成をめざして」として昭和六十年度の審議結果を報告しました。

この生涯教育については昨年来、本県の重点事業として取り組んできているもので、県民あげての生涯学習を進めようとするものです。その推進母体は福島県生涯教育推進本部(事務局・県教育庁社会教育課)であり、同本部はこのほど「生涯学習ガイドブック(施設編)」を発行しました。

同書には、県内の公民館、図書館、

 

 

 


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