教育福島0111号(1986年(S61)06月)-048page

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美術館だより

 

展覧会案内

 

◇『いわさきちひろ展』

県立美術館は夏の企画展として、子どもの姿を通して人間の純粋な心を追求し、わが国の絵本美術に大きな足跡を残したいわさきちひろの画業を回顧する展覧会を開催します。

雑誌表紙から物語絵本を経て、絵で展開する絵本に至るまで、絵本美術の可能性を切り開きながら数々の名作を生んだちひろ芸術の魅力を、絵本原画、雑誌表紙、デッサン等約百八十点によって紹介する予定です。

 

「いわさきちひろ展」より

「いわさきちひろ展」より

 

会 期 七月十二日(土)〜八月二十四日(日)

会場福島県立美術館

講演会  「いわさきちひろの世界」

講師 飯沢 匡氏

日時 七月二十七日旧午後一時半〜

 

催し物案内

 

◇講演会=「江戸の華〜浮世絵名品百選展」 (五月三十一日(土)〜六月二十九日(日))にちなみ、「浮世絵の魅力」と題して小林忠氏(学習院大学教授)が講演します。六月十五日(日)午後一時三十分より美術館講堂にて。入場無料。

◇公開制作=「細密画の技法」 図鑑、科学雑誌、教科書等の挿絵やイラストなどでおなじみの克明な描写による細密画の制作過程を紹介します。

講師−立石雅夫氏(トキワ松学園女子短期大学助教授・画家)。六月二十一白(土)午後一時三十分〜四時。六月二十二日側午前十時〜十二時。午後一時〜三時。美術館実習室にて行います。ご自由に御覧下さい。

◇実技講座=版画教室、「多色刷木版画」一般の初心者を対象に五週連続で行ないます。

講師1福田利秋氏(版画家)

六月二十八日〜七月二十六日(毎週土曜日午後一時三十分より)美術館実習室にて。※受講者の募集は十五日で〆切りました。

◇親と子の美術教室=小学生の親子で身近な材料を使って創作を楽しむ教室です。今会は「紙を使って遊ぶ」というテーマで、紙を使った様々な造形を親子で楽しみます。

講師−佐久間敬氏(福島大学助教授)

七月六日(日)午前十時〜午後四時。美術館実習室にて。

 

親と子の美術教室の受講者(小学戸・二年生とその保護者十二組程度)を募集しています。申し込みは美術館まで(〆切り六月二十八日)。

◇映画会…特集・「日本映画の巨匠たち2」と題して溝口健二監督の作品を上映します。

○『雨月物語』 (一九五三年モノクロ)、六月二十九日(日)午前十時〜十一時四十分と二時〜三時四十分の二回。

○『祇園の姉妹』 (一九三六年モノクロ一、七月二十日午前十時〜十一時二十分と二時〜三時三十分の二回。

何れも美術館講堂にて。入場無料。

■ 申し込み、問い合せは左記まで。

福島県立美術館◆0二四五(三一)五五二二

 

七・八・九月の予定

紙で遊ぶ(昨年度の親と子の美術教室)

 

紙で遊ぶ(昨年度の親と子の美術教室)

紙で遊ぶ(昨年度の親と子の美術教室)

 

 

 

 


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