教育福島0111号(1986年(S61)06月)-047page
この誓いを学校生活のめあてとして・児童会で輪を広げるよう活動している。
生活委員が中心になってくり広げているあいさつ運動によって、「おはよう」「ごめんなさい」「ハイ」などの声が学校中にこだましている。
運営委員会が軸となって実践している全校児童集会は、発案、計画、準備のすべてが児童の手で行われ、一年生から六年生までが心待ちにしている楽しい集会である。
また、教師の温かで細やかな心配りをもった働きかけは、児童の真の心の教育に心要な役割を果たすものであると考える。
ある日、帽子をかぶったまま職員室・に入って来た児童の担任が、「帽子を取ってね」と、そっと耳もとでささやく場面があった。このような児童サイドに立ったさり気ない教師の共感的心配りが、楽しい学校を作っていくのではないかと信じながら、日頃努力しているところである。
(なお、上記の表以外では、少年センターが県内十市に、児童(民生)委員、家庭児童相談員が各地に配置され、心の相談では、各保健所に設置されている。)
遊びの運営委員による活動
表教育相談等施設一覧
1.各教育事務所
2.各教育事務所
3.県教育庁社会教育課
4.県養護教育センター
5.県の施設
資料の紹介
禁煙指導のために
−高等学校における生徒指導上の諸問題−
「喫煙・飲酒・服装のみだれは少年の非行化への第一歩」といわれれています。少年の喫煙は法的にも禁止されているが、中・高校生にあっては、喫煙自体がぐ犯的行為であり、今後大きく非行へ発展する初期行動であるともいえます。
本書(パンフレット)では、この禁煙指導のあり方について、たばこの有害性や障害のいろいろ、喫煙することによる他人への悪影響や社会的損失、非行との関連、具体的な禁煙指導のあり方、実践例紹介など、小さなパンフレットですが内容豊富な資料となっています。
大いに活用いただきたいものです。なお、詳細は県教育庁高等学校教育課(電話〇二四五・二一・一二一、内線三九三四)までお問いあわせ下さい。